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中国のクールなカフェ・チェーン「一尺花园」制覇の旅

 新型コロナで中国に行けなかった間に、上海を起点として中国各地にとてもおしゃれなカフェチェーンが誕生していました。その名は「一尺花园」(イーチーファーユアン、英語表記: One Step Garden)。このカフェはコロナ中も中国に駐在していた友人から、コロナ明けの2023年8月に教えてもらって知ったものです。カフェでもらったリーフレットを見たところ、この店は上海をメインとして北京、江蘇省、浙江省、山東省、山西省、広東省、そして韓国済州島にあり、どこもその土地の建築を生かしたおしゃれな作りになっていました。中でも上海市から崇明島を挟んで北側にある啓東市にある店舗はまるでツリーハウスのような構造になっており、これを見て、一尺花园全店舗制覇の旅という新機軸が生まれたのでした。

2023年8月時点でのリーフレット
啓東市にある店舗はこれ!2024年5月の旅で行こうか迷ったが、上海からの交通の便が悪過ぎて断念した。現在、この方面に向けて地下鉄が延伸中で、開通したら行くことに変更した。

その後、行く度にリーフレットをもらってきましたが、当初のリーフレットから長さも伸び、支店もだいぶ増えた模様。

こちらは上から2023年8月、2024年1月、2024年5月、2024年8月

公式サイトはあるにはあるのですが、何分中国のサイトのため、日本から閲覧するのはタイムアウトになったりしてしまいます。
微信の方にはもちろん公式サイトがあり、それを見ると現在は、海南省にも天津市にも重慶市にも出来た様です。


一尺花园がはどこにある?

百度地図で見てみましょうか…確認するだけでもわくわくします!

上海市です。表示は6つですが、実際は34か所もあります。まだ4カ所しか行っていない。早く行かなきゃ。
ここが江蘇省啓東市の支店。常磐ハワイアンセンター的な巨大温泉施設が近くにあり、浦東空港からそこへ行く直行バスが出てはいるが…
北京市です。全て西の郊外で4カ所あります。私は1の首鋼店のみ行きました。
江蘇省蘇州市付近です。3カ所中1カ所(平江路歴史街区店)に行っています。
江蘇省南京市。かなりの郊外ですね。
江蘇省徐州市。ここ自体まだ行ったことありません。地下鉄もあるし行くかな。
江蘇省盐城市。2か所もある。
浙江省杭州市は2か所、郊外にありますね。
浙江省寧波市です。私が寧波に行った頃はまだ無かった。また行こうかな、春秋航空の直行便で。
浙江省紹興市。紹興酒の里です。魯迅の故郷店とありますね。こちらも地下鉄出来たので行こうかな。
浙江省诸暨市って知らんやろ!一尺花园のためだけに行くのもまたクレイジーで良いかも(笑)
山東省威海市。3か所もありますね。1つは離島だ…気になります。
山西省高平ってどこよ?
広東省珠海市です。行ったのに見逃していた!というかその時点で一尺花园を知らなかった(涙)
海南省三亜市。また行きたい、美しい三亜。海沿いの一尺花园みたいですね。
天津市です。旧?オーストリア・ハンガリークラブ
重慶市です。洋炮局とありますが、中国初の近代兵器庫跡地らしいです。また日本人的には微妙な…

一尺花园はどうだった?

 行った所の記事を書いていますが、私は東京ディープチャイナというメディアにも記事を書いているため、初期3店舗については現在はこちらの記事のみとなっています。

こちらは遺跡公園の中の建物と蘇州の風致地区内の古民家利用。

こちらは火力発電所の廃墟利用。

 noteの方には「中国100のやりたいこと」マガジンの中に書いています。
こちらは製鉄所の廃墟利用。

こちらは穀物倉庫の廃墟利用です。

こちらは上海の元有力者の邸宅

 どの1店舗とっても古民家、洋館、廃墟等、痺れるクールな店舗建築となっていました。現地の人にも勿論大人気で入るのに2時間待ちという事すらあります。中国の人たちが独自に立ち上げた空間が日本人の私たちにも強く刺さるとは、中国人も日本人も全く同じ感覚を持ち合わせているのだという事を改めて認識させられ驚きました。

さて、次はどこを目指そうかな?

#私のこだわり旅

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明明東京@中国を鉄道で旅する日本人
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