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食べたNo.13-11【上海/珠海】滴るクリーム!熱々のパイナップルパン

達成日: 2019年12月29日/2023年5月2日
場所: 中国・上海市静安区/广东省珠海市香洲区-桂花北路42号
オススメ度: ★★★★★

 小红书以前、私は良く微信の情報サイトを見てました。その中の「上海美食攻略」という上海のグルメ情報サイトで巨大メロンパン的なものから、どろっとクリームが流れ出ている商品を見かけ、甘いもの苦手なのにこれは絶対実物見たいと、2019年の暮れも押し詰まった12月29日にその店に友人たちと行ったのです。

「焼きたてのパイナップルパンは、握った瞬間に牛乳+練乳が滝のように流れ出て絶叫!」
「パリパリの皮と香ばしい餡、濃厚な味わいが口いっぱいに広がります。」

場所は、上海市の地下鉄打浦橋駅直結の日月光中心広場。私の記事に何度か登場していますが、おびただしい軽食系の飲食店の入ったグルメ天国的な場所です。

おお、チャンピオンシェフが呼んでいる。
「月光大菠萝」(月光大パイナップル)と言う様です。
店は「85℃」という名称。

ありました!こんがり焼けています。

購入して、ここで食べたいと言ってみると、何とこの素敵なディスプレイの所を開けてくれて、温め直してくれました。

こんな可愛い手提げ袋に入れてくれました(今でも捨てられずとってあります(笑))

箱も可愛いです!

「当日食べるのがお薦め、種られなかったものは冷蔵保存。電子レンジで700-800Wの中火で3-5分」

中身です。直径20㎝程度かなぁ。

いざ、御開帳!

SNSの画像の様には流れ出ませんー汗
でもまあ、一応こんな感じになりました。お店の人が用意してくれたディスポ手袋をして、同行者系3名でがんばって食べ尽くしました。チーズの風味もしたな。高カロリーな食べ物の完食にご協力ありがとね!

 ところで、こちら名称が「月光大菠萝」(月光大パイナップル)でしたが、日本でいうところのメロンパンは中国ではパイナップルパンと言って、香港や広東省で前から食べられているもので、しかもこの流れ出るクリーム自体も元々そちら方面で存在するものだという事が広東方面に詳しい知人の情報で判りました。そうなると、今度は現地でオリジナルが食べたいと、ミルクプリン(双皮奶)と合わせて広東省方面に行く事を計画していましたが、新型コロナで暫く延期せざるをえなくなりました。
 漸く再開出来た2023年のGW。私は1人で珠海市にいました。ここに思い出の「月光大菠萝」の原型がある。大众点评や小红书を駆使して見つけた早茶店がこちら「利苑海鲜酒家」。小红书で休日限定の「流心菠萝包」(とろとろパイナップルパン)が必食になっていました。

車いっぱい駐車してるんですけど

珠海駅との関係はこんな感じです。

地元の人しかいそうにないこの店にかなり頑張って1人で入りました。
入るとすごい大箱ながら朝から混んでいます。表に停めてあった車の数を見てもそれは判りましたが、ほんとに人気店なんですね。少し待ちましたが、座ると思いのほか1人でも大丈夫。その辺ってやはり中国。空気読む必要ありません。さて、早速その休日限定の流心菠萝包を注文しようとメニューを見ると3個セットしかない…1個売り無いのか…
甘いものがそもそも苦手なのに流石に3個は無理!でもどうしても流れ出すクリームを確認したくて注文しました。それがこちら!熱々で出てきます!

サイズ感は1個直径12㎝位かなあ

この後私は開くところをライブ配信したのですが、想定以上の液状で、もう手がべちょべちょになり、テーブルも皮がぼろぼろ落ちてかなり悲惨な状況に。そして自撮りで何とか撮影した写真がこちら。

熱々のクリームが流れ出た~下の皿もべちょべちょ

頑張って2個食べ、1個打包したけど食べる日が来るのか…冷めたらおいしくなさそう。

なお、早茶として他にこんなものも食べましたよ。

赤い腸粉。腸粉とは水どきの米粉とでんぷんを薄く延ばして蒸した広東料理の日常食。赤い色は赤米を使用している。深圳に駐在経験のある友人からの連絡で注文。
海老のにんにく蒸し。折角海鮮の店なので海鮮食べたかったが1人なので食べ尽くしても腹に溜ない軽いものをあえてチョイス。

この流れ出るトロトロクリーム文化って日本には無いですよね。しかも熱々。皆さんも是非広東省に行った際にはお試しください!楽しいですよ。

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明明東京
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