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【コラム】肉入の謎菓子「哈氏鸡仔饼」

上海銘菓と言えば、大白兔奶糖だとか、上海万年青などと並び、蝴蝶酥(蝶々パイ)も有名である。そのブランドとして上海国際飯店と並び称されるのが、哈氏印の上海哈尔滨食品厂である。

ここの蝴蝶酥は支店がいくつもあるにも関わらず、午前中で売り切れてしまう勢い。しかも、驚くべきは普通お菓子のパイと言うと甘い味しか思い浮かべられない日本人の我々であるが、同じ蝴蝶酥にも塩味があるのである。

蝴蝶酥
芝士咸蝴蝶酥(チーズ塩味)

更に他のパイ類すらも夕方にはほぼ売り切れになるという人気ぶりなのだが、その中で、日本人の感覚として超謎な御菓子を紹介したい。それが、「哈氏鸡仔饼」。

見た目的にも何やら中央部がサラミソーセージに似ているが、実際、このお菓子には豚肉が使われているのである。

原材料名:豚の脂身、小麦粉、麦芽糖、ごま、大豆油、くるみ、餅粉(もち米、うるち米)、スイカの種、ミルクカード、卵、ごま、白砂糖、食用塩、炭酸ナトリウム、五香粉

味も甘じょっぱいけど塩味寄り。
流石本当の肉食の国。菓子類に肉。
他にも月餅にも肉使われていたりしますね。
私は肉が好きなのでWelcomeですが、一般のスイーツ好きの皆さんにはどうなのでしょうかね…
肉入のお菓子、また見つけたら報告します。

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