『会話』をするときに意識すること
会話を磨くためにはどんなことを意識すればいいでしょうか。
・なんの話なのかゴールを決めて、見失わないようにする
話がつまらない人の特徴として思い当たるのが、話が不必要に長い!ということです。
会社の朝礼や結婚式のスピーチで一生懸命話しているのだけど、話が長いだけで結局なにが伝えたかったのか分からなかった!なんて経験はありませんか?
こうしたことが起きてしまうのは「話のゴール(終着点)」を決めていないことが原因です。
会話の中身をいろいろとシミュレーションする必要はないので常にゴール(終着点)に向かって会話を進めていきましょう。
「自分がなにを伝えたいのか」「相手からなにを引き出したいのか」「なんのための会話なのか」を明確にして展開していくと話も広がりやすくなります。
・必要なのは「笑い」ではなく相手が興味を持つような話をすること
会話を盛り上げるために必要なことは「おもしろい話」をすることです。
「おもしろい話」と聞いて『僕は笑いのセンスがないから無理だよ』と思ったかもしれませんが、ここでの「おもしろい話」はお笑い芸人さんのように「笑い」をとれる話ではなく、相手が興味を持つような「おもしろい話」です。
会話の相手が「へぇそうなんだ!」「意外ですね」「もっと知りたいなぁ」と興味を持つような話をすれば会話は盛り上がります。
笑いのセンスよりも相手がどんなことに興味があるのか!を感じ取ることが会話には必要です。
・相手が気持ちよくなる聞き方(相槌)をする
どんなに話すのが上手でもこちらの言うことを全く聞いてくれない人とは会話になりませんよね。
うなずき方や質問の仕方など、会話をうまく広げるには相手に対する「聞き方」が非常に大切です。
大事なのは「この人本当に私の話聞いているのかな?」と思わせないことで、『あなたの話に価値がある』というリアクションをとることです。
もちろん、ただ言うだけではなく最も大切なのはしっかりと話を聞いて、言葉や動き(うなづき)に情感を込めることです。
「この人はちゃんと話を聞いてくれてるな」と相手に感じてもらうことがゴールになります。
相槌のバリエーションを増やしたり、「そうですね。」で会話を止めずに『ひと言』足して返す!ように意識してみましょう。
以上のようなことを意識するだけでも十分に会話を磨くことができます。
なによりも「自分の話を聞いてくれる相手」、「自分のために話してくれている相手」を思いやる気持ちがあれば会話は自然と磨かれていくのかもしれませんね。