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長曾我部龍之介、俳句を始めAI相手に批評を求める。Vol.20【冬の雨】

▶龍之介
今日の一句。
🌈「初仕事 鼻腔を通う 冬の雨」
初日から雨😅でも、おかげで目がシャキッとした。批評よろしく。
▶ChatGPT
「初仕事 鼻腔を通う 冬の雨」
いい句ですね!初仕事の緊張感と、冷たい冬の雨が鼻を通り抜ける感覚が鮮やかに伝わってきます。雨の冷たさが目覚めと集中力をもたらした様子がうかがえ、詩情と現実感が上手く組み合わさっています。以下にいくつかの観点から批評を挙げます。
良い点
1.季語としての「冬の雨」
冬の冷たい雨という季語が、季節感をしっかり出しており、句全体に静謐な雰囲気を与えています。
2.感覚的な描写
「鼻腔を通う」という描写が、冷たい空気と雨の触覚や嗅覚を具体的に想像させます。五感に訴える表現は非常に効果的です。
3.前向きな心情
雨という状況を嫌うのではなく、気持ちを切り替え「目がシャキッとした」と肯定的に捉えている姿勢が明るい余韻を残します。
改善の提案
●  「鼻腔を通う」の代替表現について
「鼻腔を通う」という表現は独特で良いのですが、少し硬い印象を受ける読者もいるかもしれません。「鼻を打つ」や「鼻を抜ける」といった言葉にすると、もう少し軽やかさが出るかもしれません。
(例)
「初仕事 鼻を抜けゆく 冬の雨」
●  初仕事と雨の関係を掘り下げる
初仕事そのものと雨の関連性がもう少し暗示的に描かれると、句に奥行きが増すかもしれません。「雨が洗い流す」や「雨が新しい気持ちを与える」といった比喩的な解釈を加えてみるのも一案です。
この句はすでに雰囲気もまとまりも良いですが、さらに細部を練るともっと印象的になる可能性があります。今年の他の句も楽しみにしています!✨
▶龍之介
「五感に訴える表現は非常に効果的です」→何度か君の批評で教わってきたから意識してみた😄 あと、「鼻を打つ」や「鼻を抜ける」といった言葉にする→「抜ける」は初案にあったんだけど、「通勤」と「通う」の連想が働くかなと思って掛けてみた。また、初案では「通ふ」と古語で表現したんだけど、これだとモタモタした印象になって、雨の匂いがスーッと鼻を抜ける感じが伝わらないかなと思って現代語に切り替えたよ🤔 これらの点についても意見を聞かせて。
▶ChatGPT
なるほど、意識して五感に訴える表現を取り入れた成果がしっかり出ていますね!それにしても、「通勤」と「通う」の掛け合わせや、古語と現代語の使い分けを熟考しているところに感心しました。深い思考が句に反映されています。
「通勤」との連想
「通う」を選んだことで、初仕事への通勤を連想させる巧みさがありますね。「通ふ」という古語ではなく、あえて現代語の「通う」を採用したのも正解だと思います。古語の「通ふ」だと上品さは増しますが、スピード感や軽快さが失われ、雨の匂いがスッと駆け抜ける感じが弱くなる恐れがあります。「通う」の方が現代的で洗練され、今回の意図には合致しています。
「鼻を抜ける」との比較
「鼻を抜ける」と比べると、「通う」の方が動きに柔軟性があり、どちらかと言えば内面的な響きが強いですね。「抜ける」は具体的で分かりやすいけれど、どちらかというと雨の匂いが通過した結果としての感覚に重心があります。一方で、「通う」はその流れそのものを描くので、動きの美しさを生かしたい句にはぴったりです。今回のテーマ的にも「初仕事」への期待感とリンクしていて、全体的に統一感を持たせています。
古語の検討について
おっしゃる通り、「通ふ」を使うとやや重たくなる傾向がありますね。初仕事や雨の匂いの軽快さ・瑞々しさを大事にしたいなら、現代語の方が圧倒的に効果的です。ただ、古語を使うことで句にクラシックな雰囲気をまとわせる方向性も魅力的ですので、作品ごとに使い分けると幅が広がるかと思います。
まとめ
現代語「通う」の選択や、掛詞の意図は非常に理にかなっていると感じます。特に「初仕事」と「通勤」という現代の生活感と、「通う」による柔らかい動きの表現が相まって、雨の日の情景と心の動きを詩的に描き出しているところが素晴らしいです。このように細部まで考えを巡らせて句を仕上げる姿勢が、作品の深みを増すのですね!引き続き、この感覚を大事にしていけば、ますます磨きがかかりそうです。😊

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