合唱・発声Q&A vol.7(Q.121- Q.140)
Q.121
伸ばしていると音が下がってきてしまいます。これは支えが足りていないからなのでしょうか?どのようなことを練習、意識すれば下がらないようになりますか?
A.
騙されたと思って「胸骨を高く保つ、両肩を引く」これをまずやってみてください!
Q.122
混声のテナーです。
自分は背が高い方なので、演奏会の時は毎回ひな壇の上の方になり、指揮者が視界より下になってしまい、歌う姿勢が練習時と狂ってしまいます。そのためどうしても本番のホールで歌うことそのものが苦手なのですが、何を意識すれば良いでしょうか?
A.
車の運転時のように、「注視せずに、周辺視野に入れる」のをおすすめします!
Q.123
合唱をしている高校生です。
いつも歌を習っている先生にも、コンクールで講評頂いた先生方にも「とても響があって綺麗な声なのに勿体ない。」と言われてしまいます。
声がしっかり響いた状態でホールに飛ばせるようになりたいです。どのような練習をしていけば良いでしょうか。
A.
・軟口蓋の操作(「開ける」と「上げる」の違い)
・歌手のフォルマントと、アンチフォルマント
の2つを研究してみてください!
Q.124
タバコは発声にどのような影響を及ぼしますか?
A.
肺活量の低下、声帯粘膜への悪影響などがあるそうです。
Q.125
アルトなんですが地声が低いため
女声を歌うのがきついです。
どうすれば楽になりますか?
A.
歌唱フォーム(姿勢)と表情、口の開け方などの声道の調節を学ぶと音域が広がります!
Q.126
Bass系だとdiv.で5度でハモるときが多くあるかと思います。自分がベース(根音)を歌っているときはバリトン(5度)との倍音をよく聴くことができ、比較的ハモりやすいのですが、逆にバリトンを歌っているとき、ベースとのハモリ(倍音)があまり意識できず、ハモりづらいことがあります。これは何故なのでしょうか?
A.
音の三要素(音高、音色、音量)から考えると、根音には根音を歌うのにふさわしい音高、音色、音量のバランス、5度には5度を歌うのにふさわしい音高、音色、音量のバランスがあります。
・バリとバスをシャッフルして練習する
・完全四度の練習をする
などしてみてください!
Q.127
大学の混声合唱団のテノールです。G4やA4あたりの音が実声で安定しません。良い練習方法があれば教えてください。
A.
・全力であっち向いてホイやると高い声が出ます。
・オエっと吐くようなイメージで叫ぶと高い声のきっかけがつかめます。
Q.128
合唱についての技術や知識、発声について深く勉強したいのですが、これはやってよかったなということや、これは役に立った!という書籍があれば教えていただきたいです。(もちろんその道のプロに指導していただくのが一番だとは思うのですが、独学で学べる最大限を教えていただきたいです。)
A.
高階正光
・『完本指揮法入門』:音楽之友社、2001年
リチャード・ミラー
・『歌い手と教師のための手引書』岸本宏子、長岡英訳:音楽之友社、2009年
・『歌唱の仕組み――その体系と学び方』岸本宏子、八尋久仁代訳:音楽之友社、2014年
です!
Q.129
こんにちは。合唱初心者の高校1年生です。部活の練習で先生や先輩に最初のうちは響きが下がるから上げてとよく言われるのですが、それを意識して歌うと声が上ずってしまいます。同じ音程でも段々上がってきてしまいます。どんな練習をしたらなおりますか?教えて頂けると嬉しいです。
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