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合唱のサウンドを構築する〜聴く listen〜

耳を使って美しいサウンドを構築する

まずは指導者が「良い耳」を持つことが大切です。

ハーモニーのずれや、好ましいサウンドが生まれない原因は複数あり、それぞれ個別の原因に対してていねいにアプローチしなければサウンドを改善することはできません。

ひと口に「サウンドが良くない」と言っても…

指導の現場では、例えばひと口に「サウンドが良くない」と言っても、音高(pitch)やイントネーション(intonation)の問題なのか、単純に音程(interval)が取れていないのが問題なのか、母音の音色(tone)に原因かあるのか、さまざまです。鳴るべき和音を把握していなかったり、強弱(dynamics)の問題でハーモニーがバランス悪く聴こえたりする場合もあります。

サウンドを整えるための方法論

サウンドを整えるための方法論としては例えば以下のようなものがあります。

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