アッポッジョとは何か?
【目次】
1. アッポッジョ(支え)とは何か
2. 黒川式・アッポッジョの教え方(2019/05/14ver. )
アッポッジョ(支え)とは何か
「支え」とは何でしょうか?歌うのに邪魔な筋肉の緊張を「力み」と呼び、歌うのに必要な筋肉の緊張を「支え」と呼ぶとわかりやすいです。
例えば、肺からの呼気をコントロールする方法は2つあります。
ひとつは声門の閉鎖を強めて呼気をせき止めること、もうひとつは肺が収縮する速度を落とすことです。
のどに「力み」が生じるのは、肺の収縮を妨げる筋肉に「支え」が足りないからです。
アッポッジョ
喉頭での不要な抵抗を増やすことなく肺が収縮する速度を落とすことができるテクニック、それが「アッポッジョ」です。
アッポッジョの語源であるイタリア語のappoggiareは、「寄りかかる、連携する、支える」という意味の動詞です。
アッポッジョでは局部的な「力み」を、身体全体の「支え」に分散させます。
アッポッジョは吸気筋群と呼気筋群が拮抗することで、胸郭の拡がりと位置を保つ呼吸法であり、同時に、喉頭の位置と機能を安定させる働きをもつ吸気筋である胸鎖乳突筋の働きによって、喉頭機能の安定と適切な共鳴の保持を実現し、結果として発声器官の3要素を連携させる声楽技術です。
なぜ「支え」るのか?
結論から言えば、「支え」ることによって、多くの発声の課題が解決するからです。
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