ドキュメンタリー「カウラは忘れない」

画像1 毎年、終戦記念日を前に、有志で、戦争と平和の企画を行っていますが、今年は、瀬戸内海放送製作のドキュメンタリー「カウラは忘れない」の上映会を行うことになりました。封切はされましたが、まだDVDにもなっておらず、放映許可をもらっての自主上映会。
画像2 ドキュメンタリーに登場するひとりのゼロ戦パイロットを追いかけたノンフィクション。捕虜収容所で突撃ラッパを吹くまでの経緯を丁寧に調べ上げており、この一人の人生を回想しただけでも、「戦争とは…、」と考えさせられます。
画像3 こちらは、泰緬鉄道で亡くなった人たちの慰霊活動をしていた永瀬隆さんらの著作。状況の詳細やオーストラリア側の資料・証言も収められています。「カウラ事件」はオーストラリアの教科書にも載っているのでした。
画像4 カウラ捕虜収容所は、オーストラリアの田舎にあったので、捕らえられた捕虜は南方戦線の兵士たち。「ゲゲゲの鬼太郎」を描いた水木しげるも、南方に従軍した経験があり、戦記ものをたくさん残してくれています。「総員玉砕せよ」は当然マンガですが、水木さんはあとがきでここで書いてあることは90%は事実ということで、南方戦線での戦いがどんなものであったかをほんの少しだけ感じることが出来ます。

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