春の外房(鴨川温泉・太海・御宿)を巡る旅②
WBC、優勝おめでとう!
侍Jに力受けました!昨日のメキシコ戦も白熱!
本日は残念ながらリアルタイムでは見れずでした…。
さて、外房の旅のつづきです。
旅館に到着後、日が落ちる前に、太海の港町を散策。館内に、宝島探索のような地図を発見!これを片手に港を目指します。
海水浴場→太海漁港へ
まずは目の前の太海海水浴場から。
海水浴場は夏はさぞかし賑わうのでしょうと「よしのや」のご主人に尋ねたところ、「そうだと良いんですが…」ということで、駐車場もないし、そんなに混まないとのことでした。かつては旅館・民宿が大繁盛した時期もあったとかで、その頃は民宿やらなきゃ損!というくらいだったとか。
港の対岸には、仁右衛門島が浮かびます。こちらの島は、千葉県では最大の離島ということで、確かに思い浮かべても外房にも、内房の方にも、はたまた銚子の方にも、島らしい島がないのです。
つげさん・ネジ式の風景
さて太海漁港まで来て、気になるつげさんの景色とは、有名な「ネジ式」の以下の一場面、なのですが、実際この漫画の中で、太海からのシーンなのかな、というのは2,3あるくらい。決して、この港町が漫画の全面的な舞台ということでもないのです。しかし、ここまで歩いてきただけでも、やはりここがネジ式の原風景だと感じてしまうということで、聖地化する理由を体感しているのでした。
てなわけで、この場所はどこなのか、探します。
むむむっ、ということで、ありました!板張りの家はもうありませんが、雰囲気は残ってます。
太海漁港:つげさんチョイスに唸る
フラワーセンターから再び、港に戻ります。
こんな雰囲気の港が未だにあったことががうれしくもあり、同時につげさんが、ここ景色を好んで選んだというのは、房総の街をだいぶ歩いて見つけたのではないかと思えるほどのチョイス。しかも、それが今でも生きた港の街として、変わらずに残っているのがスゴイ!
「よしのや」自慢の地魚料理!
食事前に、もう一度お風呂に入れば、既に食事の時間。ロビーは落ち着きある、昭和な感じで、くつろげます。
さて、夕飯ですが、お部屋まで運んでくれます。メインのお刺身の皿には、ほうぼう、鯛、イワシ、アジ、スズメイカ、伊勢えび。焼き魚はむつ、サザエはつぼ焼き、菜の花のおひたしなどなど。
魚好きにとっては、地の魚には敵いません。箸をつける前に、伊勢えびの頭はすぐにお味噌汁にしてくれるということで、お味噌汁はのちほど。
サザエのつぼ焼きは久しぶり、ほうぼうは白身でくせもなく、食べやすい魚。このあたりでよく採れるそうです。魚はご主人が毎日、自ら調達しているとのこと。ほうぼうの唐揚げは頭からまるごと平らげました。
そして、伊勢えびの味噌汁は、お一人様で小ぶりとは言え、こちら甘く、いい出汁が出ていまして、大満足です。
量もちょうどでして、「きれいに食べて頂いて、ありがとうございます」ということで、期待通りの夕食、海の幸を堪能させてもらい感謝!
夜景を眺めながら、おやすみなさい
夕食の報告を家族に報告しながら、ふと海を見てみると、夜景が意外にも綺麗に見えます。
外海・反対側には月も出ていて、見事な「ムーンロード」が出来ています。
窓が低く、横になっても、太海の海を眺めながら、しばし、一日をふり返り…。太海まで、東京から2時間、金曜仕事半分で切り上げ、ちょっと体はへたってましたが、心は晴れ晴れ。こんな、ゆったりとした時間を過ごすのも時に必要ですね。ということで、今日はおやすみなさい。
(二日目につづく)