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あなたの知らない「下呂」その3
下呂の朝は、朴葉(ほうば)味噌から
まだ暗いうちからお風呂に浸かり、朝食は、焼きたての鯵の開きに、地元の名産、朴葉味噌の料理。キノコや牛肉も一緒に煮るとさらに美味しい。大きな朴葉の上で温められた味噌に木の葉の香りが染み入り、ご飯がすすみます。
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明け方は、朝霧に包まれた下呂の山々でしたが、今日は快晴。昨日の天気予報も見事に外れてくれました。
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右には湯ヶ峰、正面の山は分かりずらいですが、「下呂富士」と呼ばれている山です。下呂の街から見ると富士山のように見える山です。パノラマだと少し伝わるでしょうか。
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今日は今まで歩いていない街周辺を巡ってみます。下呂富士の中腹にある「湯之島館」にも行ってみます。
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飛騨川(益田川)の河原へ
下呂大橋を渡れば、噴泉池が見え、朝から足湯に浸かっております^^
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まず、飛騨街道を北に歩いて、飛騨川(益田川)の河原に向かいます。だいぶ中心地から離れても、古い町並みが続き、小さな旅館、飲食店がかなりあります。観光客が押し寄せていた頃にはこのあたりの旅館まで一杯だったのではないかと。
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街道を左に折れて、高山本線を渡り、さらに潜ります。ここにかかる橋はそこまで古くはないようですが、開けた飛騨川(益田川)を渡るというところでは、結構見どころの撮影場所かな。
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橋梁の少し下流には、少しばかり煙が上がったコンクリート壁の井戸のようなものが。これも間違いなく、源泉です。川の中にあるので、もしやここが白鷺が舞い降りたのか!昔はこんな所にまで、河原にみんな浸かりに来たのでしょう。何本か経つ巨大な灯篭のようなものが源泉の場所ということでした。
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河原からだと見た目では4本くらいでしょうか、源泉井戸から集められたお湯が飛騨川左岸の湯元タンクに集められるようです。
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タンクの横には、「シャボン玉」の詩を書いた野口雨情の下呂歌謡歌の碑があります。宵の月も、のぞきたくなるような河原の湯。う~ん、さすが!
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湯が淵あたり
宵の月さへ
来てのそく
白鷺の湯は如何に!
さて、気になっていた飛騨川左岸の泉質は如何に!とうことで、白鷺の湯に入ります。PHは9.1ということで、右岸の方がPHは高いですが、陰イオン総量は左岸の方がやや高いというくらいであとはあまり変わりありません。
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個人的な感想としては、湯の柔らかさはほとんど変わらず、PHの違いは感じられません。白鷺の湯は、檜の浴槽で、露天風呂はないですが、湯加減もちょうどよく入ることが出来ました~、つるつるの湯に変わりありません。
下呂の老舗「湯之島館」
ここから時計を見ながら、朝に行こうと決めた「湯之島館」を目指します。温泉寺の更に上なのですが、「箱根5区」の力走を見たばかりなので、弱音は行ってられません。
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15分もかからず、湯之島館に到着。日帰り温泉は年末年始は入浴できず、平日であれば、受け付けているようです。宿泊するには値段を聞くのも、ちょっとアレなんで、止めときます苦笑。
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ココからは、下り箱根6区、裏道の急な階段で駆け下ります。変わった作りの湯之島館のバックヤードを眺めつつ、下呂の街も見納めです。
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さて、この間、家族は下呂駅近くのこちらも「水明館」でお茶しているということで合流。下呂駅から一番近くの巨大な旅館で、天皇陛下はじめ、著名人も多数訪れているとか。こちらも値段聞くのやめときます(^^;
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帰りの「特急ひだ」は最先端のハイブリッド車
下呂の温泉街を後にして、帰りは図らずも、JR東海が誇るハイブリッド車HC85系。スーツさんも乗車記録をyoutubeで上げてましたっけ。HCとは、「Hybrid Car」から取っており、エンジンとモーターが動力になっていて、最高速度も120km/hr。正面は( ー`дー´)キリッとしていて、凛々しい面立ち。
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車内はこんな感じで、新幹線か、はたまた最新のロマンスカーかという勢いで、白を基調に、くつろぎ感あるシートは茶系。間接照明を使って、もう気動車とは思えない次元です。
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ハイブリッドの様子も前方の掲示板に表示されます。じっくり見ませんでしたが、おそらく登りはエンジン、流しての走行でチャージしていくと思われます。鉄道は登りは動力が要りますが、車のように常時エンジンを使う必要はないんですよね。
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乗り心地もすこぶる快適、時代は変わっていきます。しばらくは高山本線の目玉PR列車になりそうです。
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そして、リベンジとなる飛水狭、帰りは少しまともに撮れましたので、UPします。わずか30秒、見どころは20秒もない(^^;
是非、直接見ていただきたい名所です。
ということで、この旅は、鵜沼で下車して、おしまい。
おまけで、木曽川を渡る名鉄の鉄橋から、犬山城を見ることが出来ました。当世のままの天守閣には、戦国時代に秀吉が小牧城を睨んで座したところ。年の初め、一年の計を遅ればせながら練り始めております。(2022.12.29-30)
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