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【TGS2024】インディーゲームコーナーで試遊した感想

インディーゲーム発掘の場所、TGSは楽しいぞ!

2024年9月26日〜29日に開催された東京ゲームショウ2024(以下、TGS)の一般公開日に行ってきました!
本記事は、TGSのインディーゲームコーナーで試遊させてもらったタイトルの感想をまとめています。

試遊タイトル

ちょうどいい音がすると思ったら母でした

YouTubeやTikTokで人気の「きぐるみ母さん」の音ゲー。
動画は何度か視聴したことがあったのですが、まさかゲームになっていたとは…
2曲遊びましたが、リズムに合わせて「パァン!」できるのがかなり爽快でした!曲の長さは短めだったものの、難易度も数種用意されているので音ゲーに自信のある方はもちろん、初心者(お子さんとか)でも十分楽しめると思います。
しっかり「母のお仕置きターン」も用意されているのも面白かったです。
スマホ版もあるようですが、縦向き4列のゲーム画面なのでかなり狭い幅でプレイすることになりそう。タブレット向きのゲームかもしれません。

DAGADA'S STORY

スーパーファミコンにインスパイアされた、というタイトル。
謎の悪天候が続く星に墜落した主人公「ダガダ」と、道中で出会う相棒の「ナオウ」。2人のキャラクターを交互に切り替えながらパズルを解き、星の謎とダガダが故郷に帰るためのヒントを探していくアドベンチャーゲームです。
プレイしてみて感じたのは「スーパーファミコンが好きで、特にヨッシーアイランドをとてもリスペクトしているんだな」ということ。正直、グラフィックやUIなど『似ているな』と感じるところはありましたが、パズル部分は試遊でもしっかり楽しめ、気づいたら10分以上遊んでいました。すでに日本語対応されていたこともありがたかったです。

Last Standing

インディーゲーム開発者に作品をプレゼンテーションする機会を提供する企画、SENCE OF WANDER NIGHT 2024のファイナリストにも選出されたタイトルです。
「キーボードをバンバン叩く爽快アクション」に惹かれて試遊させてもらいました。
わたしはアクションゲームが(得意ではないけど)好きなのでよく遊ぶのですが、近年は各ボタンの役割が多すぎて『うっ…』と感じることがありました。本タイトルはそんなモヤモヤを気にせず楽しめます!バンバンするだけって、単純だけどすごく良い!
しいて挙げれば、移動も攻撃もすべてスタミナが必要で、そのために常にスペースキーを連打し続けなければいけないのが大変でした。(便利な操作方法があったかもしれないですし、ゲームが進行すれば救済アイテムが出てくるのかもしれないですね!)

DETECTIVE NEKKO

グラフィックと「誰も死なないミステリー」のコピーに惹かれました!探偵モノのADVゲームです。
「目は口ほどに物を言う」なんて言葉がありますが…主人公である探偵ネッコが「見えすぎる目の能力」を使い、容疑者の口が語る嘘と、目が語ってしまう真実との矛盾を見つけて事件を解決へと導きます。
試遊台が2台あったので分かったのですが、選択肢や相手からの信頼度によって若干セリフが変わるみたいです!もしかしてマルチエンディングなのでしょうか?完全版が気になります!
また、キャラボイスは読み上げソフトを使用されているとのこと。
主人公ネッコと声質が似ているキャラが居たので(あえてそうしている可能性あり)そこが気になりストーリーに入り込めなかったなと感じました。

スゴイツヨイトウフ

こちらは投稿時点で発売済みのタイトル。(10/2発売)
炎に包まれてダッシュしたかと思えば、粉々に砕け散る豆腐がこの上なくシュールで…あ、これ私の大好物なやつだ!と試遊数分で確信。
思っていたより質量のある豆腐だったので、頭上の足場に登る際は苦戦しましたが、なんとかデモ版を最後までプレイできました。
クリア後のやりこみ要素が気になるところです。(RTA流行りそう)

ちょっと残念だったこと

今年感じたのは「メインビジュアルは好みだけど何をするゲームなのだろう?」というタイトルが多かったことでした。(Xでも似た話題が出ていたようです)
もちろん事前に出展タイトルを確認することは出来るのですが、100以上のタイトルとなると流石に網羅できず…その時の気分でふらっと試遊することも結構あります。今回は「Last Standing」と「スゴイツヨイトウフ」以外は飛び込みでした。
なので、各ブースの壁にはメインビジュアルだけでなく、ゲームジャンルもしくはゲーム情報がわかるQRコードを大きく掲載してほしいなと思いました。(欲を言えば、誰でも見えるような高い位置に掲示してほしい)
ノベルティよりも、そのタイトルを広く拡散するための掲示物を優先してもらえると嬉しいな、と個人的に思うのでした。

また、会場内(9-11ホール)の導線が無いに等しい状態でした。
大混雑は覚悟の上でしたが、それにしても今年は特にブースを詰め込みすぎている印象がありました。より多くのタイトルが出展できるように尽力されているTGS運営の皆さんには申し訳ないのですが…本当に混雑しておりブースに近づくことすら難しい場合がありました。

最後に

今年のTGSは終了してしまいましたが、YouTubeで公開されている「HELLO! INDIE!」や、SENCE OF WANDER NIGHT 2024では出展されていたインディーゲームが80作ほど紹介されています。こちら必見です!

TGSには2022年から毎年行っていますが、インディーゲームコーナーがきっかけで自分好みの名作にたくさん出会えました!
プロモーションムービーや販促チラシでも魅力は伝わりますが、やっぱり試遊できると一番嬉しいし、購買意欲が湧きます。

来年のTGSも安全かつ円滑に開催されることを願いつつ、魅力あふれる沢山のゲームタイトルに出会える機会を楽しみにしています!
ゲーム開発陣の皆さん、イベント運営関係の皆さん、今年もありがとうございました!!

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