11/06

ヘアメイク トミタさん
スタイリストアシスタント ホンダさん
スタイリスト、、、

んー、名前を覚えるのは苦手だ。
今日はCMの撮影で改めて気付かされた短所、名前を覚えられない!
はぁ〜最近は少し余裕ができたと思ったけど現場に入るといつもぎりぎりの俺なんだなと自覚した。

言い訳をさせてほしい!
CMの現場には関係者40人程いた!(今回の現場は)
いつもはそんなにいないけど30人ぐらいはなんだかんだいる。
画面を1人で映るとなるとそのプレッシャーは非日常的なレベルである。
ま、それが快感になるんやけど、
恐怖と快感は表裏一体だ。

なんにしろ俺は緊張しいで、緊張すれば手が震える人間だ。
これはなかなか仕事に支障をきやすい特徴だが、使える時もある
8割、いや9.9割は震えない方がいいと俺はいいと思ってるけど、逆に震える特徴を使える状況や、役作りを実感した時に今まで震えることに対してネガティブの割合が9割が8割になったぐらい衝撃はあったけど普通に考えたら不安要素の方が多い。
後の不安要素は経験値で補うことができるので、現場のありがたさを改めて感じた。

話は戻して名前を覚えるのは苦手だが、顔や話した内容はよく覚えてる。
そういえば、1年前のあの現場で、、と擦り合わせて『そうです、そうです、お久しぶりです』と、答え合わせみたいに会話が進む時もある、
その時は昔から知ってる友人と再会したような安心感と、高揚感でなんとなくメイク室の温度が0、5度ぐらい上がる気がする。
あの時はこうでしたね!や、
あ、それは私じゃないですねと、過去の現場を振り返る。
答えはどちらでもいい、
次に会話が進んでいく、失礼がないように自分の真実と照らし合わせながら現場に馴染んでいく。
今日の関西のメイクさんは、初対面だけど阿吽の呼吸で始まりと終わりを迎えてる。
あ、これがプロかと再認識して、そこに気付ける自分が誇らしいと思って大きな声で言い回ったが、プロの技を大声で告げることは粋ではなかった、
ここでもため息が出る、僕のいいと思ったことも紹介することも、簡単じゃないんだな。
粋ってカッコいいことだと思ってたけど、僕が思うカッコいいと、みんなが思うカッコいいって同じだっけ?

名前も覚えられないし、自分のカッコいいもわかんないし、俺はどこに向かっていくんだろう。
なんにしろ、僕は現場に行くだけ、上手く行くか行かないかわからないけど、進んでいくだけさ。
なんで?やるしかかいから!
やるしかないよ、完璧じゃなくていいよ、やりながら進んでいく
考えすぎずに、目の前を越えていこうよ、いつかまた会うからさ。

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