すきっ歯と笑顔と気持ちいい。
僕はすきっ歯だった。そう、生まれた時はすきっ歯で笑った時には漆黒の闇が唇と唇の間に現れる。
だが今はすきっ歯ではない、歯列矯正したからだ。
すきっ歯の場合は歯列矯正の期間が短いらしい、それでも半年はワイヤーと銀色の金具と戦った。
戦いは熾烈だった。少しずつ隙間を狭めていくのに慣れるまで痛いし、たまに金具は外れてしまい口の中は荒らされる。
それと長く付き合ってる人たちは凄いと思う。
いやでも気になるし、自分ではどうしようもない。
一つがうまく行かないだけでなぜこんなことをやり始