私がつぶれた理由❁6
復帰後1年目は良かったのですが2年目は私が1番しんどかった時期になります。
眠るか痛みか
しんどかったのは眠るだけではありませんでした。というのも副作用があったからです。
その頃私はモディオダールに毎月1万円をかけていたので、安いベタナミンという薬に変えました。
ベタナミンは月1800円くらいで済みます。合うか合わないかはそれぞれです。
私は安いのでこちらに変えました。
最初の3ヶ月はとても調子が良くこれで、8000円ほど浮くぞー!と思っていました。一人暮らしなので安い方が嬉しいです。
しかし、4ヶ月目になる頃体に違和感が出てきました。
体がだるく肩が凝るのです。
疲れているだけだろうと思っていたのですが、明らかに薬を飲んだ時だけ体が凝って痛いのです。
理由は簡単でした。
眠気が出る時はリラックスしています。なので筋肉も緩んでいる状態です。
それを薬で緊張させて、ドキドキした状態で目を覚まします。なので筋肉が硬直するのです。
残念ながら、患者数が少ない上に副作用まで同じ人はあまりおらず、私は今後これに苦しみ続けます。とくに金銭面で。
よく、頭痛は副作用としてありますが私の場合全身凝るという複雑なものでした。
要するに、眠りを選ぶか、痛みを選ぶかなのです。
ふくらはぎ、背中、肩、腕、顔、頭、全部硬くなりい神経痛のような痛みが出ました。(おばあさんか!とよく突っ込んでいました。笑)
あまり言っていませんが、酷い時は筋肉が痙攣していました。
でも、、、仕事をする為には起きていないといけません。バランスをとりながら、お薬0.5錠にしてみたり、マッサージに行きました。
痛みより眠って何も出来なくなる方が辛かったのです。
よく女の子が生理痛の薬を眠くなるからと飲まない場合がありますが毎日あんな感覚でした。
飲まないと寝る、でも飲むと痛みで支障が出るようになりました。その頃は新しい薬から最初の薬に戻しました。
最初の薬の方がまだマシでした。
私の生活はそこから一変します。
日本一鍼、灸、あんま(マッサージ)に通う女になります。笑
何ヶ所も探し回り、1番腕のある先生の元へ通うことになったのです。
(西洋医学では限界を感じたのでその頃は東洋医学も視野に入れて楽になる方法を探していました。)
リラクゼーションでよくアルバイトの人が4500円くらいで揉みほぐしをしてくれますが、あんなのでは効かないのです。芯から凝る私の全身は顔だけ、上半身だけ、下半身だけでは回復しません。
かと言ってお薬は3つのみ。
ひとつは合わない。もうひとつは普通の。もうひとつは手に入らないお薬でした。(規制されています。)
副作用の体をほぐすお薬はないらしく、漢方や市販薬を飲んだりしました。
それでも鍼に行く方が確実に楽になり、眠気も消え(頭にも背中にも鍼を打つので)効果があるので通うことになります。
この時既に月4万円の医療費です。
整体、カイロプラクティック、鍼などとりあえず近場の腕のあるお店をキープしていました。因みに家賃は4.5万円です。
お金で起きている時間を買っている状態です。うーん、買えるだけマシなのです。
週一で1時間もみほぐされ、鍼もしてもらいやっと息ができる。特にお腹のみぞおちをほぐしてもらえる所があまりなく私は引越しが出来そうもないのです。
(あれば教えてください。笑)
とりあえず1回5000円以上する腕のあるところでないと、ほぐれない身体になりました。血流も悪いのでクマもくすみも酷く、頭の回転さえ悪くなるのでした。
この事も少しは上司に話していましたが、まぁ理解不能だし“ちょっと肩こりがあるだけでしょ”としか思われてなかったと思います。
父には「運動しろ」とだけ言われました。
運動するなら3時間毎日して、顔の運動もして頭も自分でマッサージしなければならないですね。運動でほぐせるレベルではないです。
体を健康にするだけで…スタートラインに立つだけでかなりの金額なのです。
つづく
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