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なぜ他人の眼が気になるのか ー「自分に気づく心理学」

読んでくださりありがとうございます。

加藤諦三著の「自分に気づく心理学」を読みました。今日は本の内容から特に響いた3点をご紹介したいと思います。


支配的な親に育てられると、一生苦労する

自分の感情に従って生きることを小さい頃から禁じられてきた人は、意識的努力によって自分の感情をつくろうとする。

加藤諦三著の「自分にきづく心理学」P66より引用

「毒親」という言葉を知るまでは、自分の親を否定的な目で見ることはありませんでした。

「家族を大切にしなければならない」や「親のいうことには従わなければならない」という日本人的な固定観念は中々外れません。

だけで、まずやらなければならないことは「自分の親は毒親だった」と認めることだと思います。

振り返ると自分の親も毒親でした。すぐ怒鳴る父に、所有欲の強い母。その時代では普通なのかもしれませんが、だからと言って許されることではありません。

オトナに依存している無力な子供への刷り込みは、本当に許されないと今ではわかります。

なぜ他人の眼が気になるのか

誰からもよく思われたいといことは、それだけ愛に飢えていると言うことである

加藤諦三著の「自分にきづく心理学」P172より引用

周りの人に良く思われたいと思うのは誰にでもある普通の感情です。

でも、「誰からもよく思われたい」という気持ちがあるのであれば、それは間違っています。

子供のころに正しい愛情をもらえていないと、その反動から誰からもよく思われようとするそうです。そして、そのために自分の素直な気持ちを隠してしまうのです。

他人は自分の欠点を含めて好きになってくれているのに、そのことがどうしても理解できない。欠点があったら見捨てられると不安になって、それを隠そうとしてしまう。

加藤諦三著の「自分にきづく心理学」P117より引用

素の自分でも認めてくれる人は必ずいるから、自分を合わない人とは付き合わなくても良いのです。それを理解するまでに50年もかかってしまいました。

自分の気持ちに素直に生きるしかない

自分は生きるのに値する存在だと自分が決めることである。こちらが何かおかえしをしなくても、相手は自分といることを楽しんでいるという感じ方をつくりあげるためには、自分が自分を卑しめてはならない。

加藤諦三著の「自分にきづく心理学」P185より引用

本当の自分を出してみる。やりたいことをやり、嫌なものは遠ざける。

これで離れる人は、ご縁がなかっただけです。そのことに気づいてから、生きるのが楽になりました。

そのことに気づけたきっかけは、以下のnoteをご覧ください。

今回は加藤諦三著の「自分に気づく心理学」から私に響いた3つをお伝えしました。他にも参考になるところはたくさんあるので、他人の眼が気になってしまう人はぜひ読んでください。

今日の質問
自分は生きるのに値する存在だと信じることができますか?


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