「UNIVERSE25」から何を学ぶのか?
「UNIVERSE25」という実験をご存じですか?
これは米国の動物行動学者John B.C. が実施した観察研究で、食べ物や自然災害など生存へのストレスから解放されたマウスが、どのような社会を形成したかを実験しています。今回はこの実験の感想を書きたいと思います。
「UNIVERSE25」の詳しい内容は同じnoteの「okkinahashi」さんの記事をご覧ください。
「UNIVERSE25」と同じ運命を人間もたどるのか?
「UNIVERSE25」の”25”の意味は、25回目の実験という意味です。John博士の実験では諸条件を変更しても、25回とも同じように社会が崩壊してしまいました。
気になるのは、人間社会も同じ運命をたどるのだろうかという点です。
人間社会とこの実験は確かに多くの共通点があります。
人間には天敵がいない
人口が爆発的増えたあと、日本は減少が始まっている
貧富の格差が社会問題化している
同性愛が認めれれてきている
ストーカーが増えている
引きこもりが増えている
強い女性が増えている
出産率の低下により日本の人口が減少に向かっているところを見ると、日本もすでに滅亡に向けて進んでいるようにも考えられます。
日本の少子化はもっと真剣に議論する必要がある
少子化の原因は、価値観が多様化し結婚しない人が増えたり、晩婚化で結婚しても1人しか子供を作らない人が増えているからです。
20世紀のような「男は仕事、女は家庭」や「結婚しないと認められない」という社会に戻ることはないので、ここでもう一度考えなければならないのは、「家族の価値」ではないかと思っています。
家族の重要性は深すぎて書きにくいので、ここではサクッとチャットGPTに聞いてみました。
20世紀後半からの、個性主義が行きすぎた結果、家族=封建的/古いなどの価値観になり、家族の価値(=良さ)が下がったことが問題ではないかと思っています。
社会崩壊を防ぐためにできることは何か?
あらためて、社会の最小単位として「家族」を見つめなおす時が来ていると思います。まずは、今の家族を大切にすること。家族から得られるメリットを再度社会で話し合う機会が必要ではないでしょうか?
そしてもう一つ提案したいのは、「あらたな家族の形をこれから創造していく」と言うことです。血縁よりも温かい”絆”でつながる家族もあると思っています。ゆるい形でつながるコミュニティがさらに発展する社会。次の時代はどの家族に自分が所属するのか選択する時代が来ると、個人的には考えています。