僕は覚悟をしてきただろうか?
・ワクワクする人生を手に入れた人
・会社に依存する人生を辞めた人
・地域おこしに人生を捧げた人
そうやって「自分の人生」を手に入れた人の本を僕はよく読む。これらは成功者の本というよりは、挑戦者の本として読んでる。他人の成功はあまり当てはまらないけど、挑戦の記録はたとえ他人のものでもワクワクするから。
ある意味”振り切った”人生だけど、自分の人生を思いきって舵を切るには、どんなノウハウがあるんだろうな?と思って興味深く読んでる。
でも、どの本からも感じるのは、強烈なメソッドやノウハウに頼った人生の転換方法ではなく「覚悟」だ。どの著者も覚悟をもってその道に飛び込んでる。
覚悟と言うと、何もかも捨て1から出直す・・・みたいな追い込み型の覚悟をイメージしちゃうけど、実はいろんな覚悟があることがわかる。
・失敗する覚悟
・継続する覚悟
・苦労する覚悟
・お金を借りる覚悟
後ろ向きな覚悟だけでなく、前向きな覚悟も。
・楽しむ覚悟
・好きなことしかしない覚悟
・挑戦し続ける覚悟
最初から全部の覚悟が必要と言うわけでなく、少しずつ覚悟を増やしてもいいし減らしてもいいし不安定でもいいと思う。ただ、最初の一歩を踏み出す時には「不退転の覚悟」ってやつが必要だよね。
僕は覚悟をしてきただろうか?
やりたいことをやってきた自負はあるものの、僕の人生に覚悟が伴ってきたか?と言われるとちょっと自信がない。進みたい道に進んだ・・・と言うより現状から逃げたかった気持ちの方が大きかったから。
挫折も修羅場もそれなりに経験したけど、それは覚悟が無かったことから起こった瞬間だったのかもしれない。
そう思うと、覚悟の無い人生はちょっと寂しいと思えた。覚悟はだれかがしてくれるものじゃない。自分で決め、自分で進むことだ。責任も自分が負う。
覚悟が出来ない理由を、日本の教育システムや時代、世代のせいにすることはさんざんやってきたので、もう変わらなきゃね。
失敗や挫折を誰かや時代のせいにしたいうちは、きっと覚悟も決まらないんだろう。そんな覚悟の無い人生にはやっぱり「思い通りに」とか「好きなことで生きる」というフレーズは追いつかないんだろうな。
「明日会社を辞めます!」
みたいなのは覚悟とちょっと違うと思うけど、もうちょっと先の人生を見据えて、「10年後、なりたい自分になっているには今何を覚悟すべきか」を意識しよう。
自分のなかの覚悟を1つずつ増やしていこう。「あの時、あの覚悟を決めたから今があるんだ」と思えるように。
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