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Yet to Comeで全身が溶けるほど泣いた話


未だに何ヶ月経っても聴けば泣いてしまいます
その涙はどこからくるものなのか

画像:公式Facebook


初見の衝撃

この曲が発表されMVと同時に世界に配信されたのは
2022年6月10日の13時だった

BTSを愛するようになるまで
ここ十数年わたしは誰かの新曲を楽しみにその発表を待つということをしていなかった
YouTubeが生活の中に染み込んだ今の世の中
MVを曲と共にいくらでも楽しめる、というのが当たり前になっている

わたしが学生の頃は
金曜日の夜にスパカンを聴きながら
そろそろ来るかなとかランキングにワクワクしながら
ラジカセの◯と▷を同時に押して必死に録音したものである
意味がわからない人は誰かに聞いてみてください
わかる人は世代が同じです
ありがとう

話が逸れた

私たちARMYの多くは曲と同時にこのMVを見たはずだ
初めて見た時のことはまだ覚えている
わたしは歯医者の帰り、母の車に乗っていた
助手席でスマホを持ちながら必死で涙を堪えていると
その時母が、へー意外とラップもしっかり入ってるのね、と言った
うん、わたしもそう思ったよ
ラプラのパートが思ったより多かった

そして帰宅して何度も繰り返し見た
こんなに泣くと思ってなかった
と今でも思うくらい泣きまくった
泣きすぎて身体が溶けていくようだった

何がそんなにわたしの琴線に触れたんだろうか
少しだけ考えてみたいと思う




映像に漂う回収感

また初めに宣言するけど
考察はしない、解説もしない
いつもの感想文である

さて、回収感
そんな日本語ないと思う
初めて使った
回収感とは一体なんなのか

まずは歌詞の意味を深く考えずに目から入った情報で話したい

わたし程度の知識であっても
え、え、え、あれじゃんあれじゃんあれじゃん
と胸熱な部分がたくさん初見でわかるほど散りばめられていた
そう、散りばめられていたという表現が合う気がする

いわゆるオマージュと言われるものだろうか
グクの後ろの回転ブランコ(え?あれブランコだよね?)
車の上に座ったジンくんの横におられる大きな石像も
テテに目隠しをするシーンもその視線の先のバスも
数え出したらキリがない
昔のMVを思い出し、なぞるように

そして彼らはそれぞれのパートで着ている衣装とは別に
揃った時は真っ白な衣装で歌っている
まるで

何にも染まっていない
そしてこれからも染まらない
僕たちは何も変わらない

そんな風に見える

そんな彼らが過去の自分達をなぞる
その姿からはただ懐かしむだけではなく
置いてきた荷物を取りに帰ろう
一度大切にしまうために、拾い集めよう
そんな意志みたいなものを感じる

だから感じてしまう回収感
そして、過去そこにいなかったわたしが勝手に感じる疎外感
もちろん誰もそんなこと言ってない
どこにも書いてない

だけど妙な疎外感のような
なんていうのか
この曲のMVから感じる寂しさに言葉をかけるなら
置いていかないで、ではなくて
持って行かないで
わたしの場合はそれが当てはまる

BTSがここまでの自分を抱きしめ
これからの自分を愛するために
置いてきた荷物を取りに来た
なぜならまだ最高の時は訪れてないから

でも
叶うならば
しまわないで欲しい
わたしはまだここで遊んでいたい
もう少しこの海で泳ぎたい

ちょっと何言ってるかわかんなくてごめんなさいね
わたしの個人的な感想なので
へー、そんなことを思う人もいるのね
と流してもらえるとありがたい




音楽が好きなだけだと歌う彼を想う


さて
別に暗い話だけをしたいわけじゃない
大前提として
この歌が大好きなんです
決して聴くのが辛いとかそういうことではない

ちなみに載せたリンクは
2022年6月13日にYouTubeで配信され今も見られるLIVEの時の
Yet to Come(以降YTC)である
さすがYouTubeは回線が強靭である

このアレンジ、おそらくであるが
非常にテヒョン氏の好みなんだろうと思う
終始楽しそうである
嘘のない彼のあの嬉しそうに歌う姿はこちらの心を温めてくれる
そしてウリミンユンギが非常にいい(語彙力の低下)
自分のパートを歌う時の少し苦しそうな声と表情

勝手ながら
ミンユンギは多分出そうと思えばもっと高い声が出るとわたしは思っている
低い声が出る人は高い声も出せる
ような気がする

この少し苦しそうないつもより高い声を聴くと
ゾクっとして聴き入ってしまう
昔ジンくんがパンPDに言われたという
出るか出ないか、その高音を出そうとしている声に人は惹かれる
という話を思い出す
なんかのインタビューで見た(なんかってなんだ)

確かにジンくんが出す高音にもめちゃくちゃ惹かれる
さすがパンさん


で、話が逸れたどころじゃなくて
まだ本題に入ってない


少し歌詞を考えてみた

いままでも最高だと思う時はあったけど
僕らの本当の最高の瞬間はまだ訪れてない
と歌い出すこの歌

正確な歌詞の和訳や解説はプロたちに任せるとして
私がとても心に響いた2ヶ所
ひとつはラストのジミンちゃんからテヒョンのパート
もうひとつは
もちろんミンユンギのパート

それについて少し話したい


まずはこちらから


We'll be singin' till the morn
僕たちは夜明けまで歌い続けるよ

그날을 향해
その日に向かって

더 우리답게
もっと僕たちらしく

え、結構普通のとこじゃない?
わたしもそう思う
でもめちゃくちゃ響いたのだ
歌詞を知ってしっかり泣いた

ここで言う夜明け(朝)とはただ時間のことを言ってるわけではないと思う
あの会食でだったろうか、リーダーが言った
暗闇の中にいるようだったと言う言葉
きっと彼らは自分達を取り巻く環境含めて
暗闇の夜だと言う表現をしたんじゃないだろうか

それでも彼らは歌う
歌い続けると歌ってくれた
最高の瞬間が見たいから、その日まで
自分達らしく
そう
彼らが自分達らしく歌ってくれたら
わたしはそれでいい
きっとARMYのみなさまもそう思われるのではないだろうか

散々偉そうに語っといて弱気になるのウケる
ウケねえよ


そしてミンユンギパート

언젠가부터 붙은 불편한 수식어
いつからかついた慣れない修飾語

최고란 말은 아직까지 낯간지러워
最高だと言われるのはいまだに照れくさい

난 난 말야 걍 음악이 좋은 걸
僕は、僕はさただ音楽が好きなだけ

여전히 그때와 다른 게 별로 없는걸
あの頃から変わったところなんてないんだ


はい
ユンギペン号泣です
もれなくわたしの知る全ユンギペンは泣いてました
余談ですが
これをユンギペンの子と話してる時に
他ペンには特に引っかからなかったらしいよ
って聞いてめちゃくちゃ笑った記憶がある


話を戻そう

ミンユンギは自身の歌でもよく言っている

世の中に変わらないものなんてない
君だって変わるんだ
僕も変わったように
と歌っていた

まるで二律背反
でもそれが真実なんだろうな、と思う
変わりたくない自分と変わっていくことを受け入れてる自分と
どちらも本当の自分で真実
そしてそれでも変わらないのは音楽を好きだということ
MVで歌う彼は笑っている
音楽が好きなんだと歌う

音楽をずっと好きでいられるように、愛しすぎないようにしていると彼は言った
正直、どこが?と思う時がある
誰が見ても相当愛してますよ??
でも、それが本当ならば相当に愛情深い人なんだろうなと思う
まだまだあなたの器は深いのね
底が見えない、わたしがいる沼と一緒だ
黙って


かなり取り止めのない文章になってしまった
読みづらくて申し訳ない
映像から感じ取れるものだけではなく
言葉を聞けば前向きに彼らは未来を歌っている

わたしはそれを素直に受け入れたい




7=1、1=7。



最後にエムカは外せないのでやはり貼らせてもらう
もし、見ていらっしゃらない方がいたら
見てほしい
とてもいいから(語彙力の(ry))


わたしの記憶が確かならば

料理の鉄人かよ
すいません、自ら話を逸らせていくスタイル

わたしの記憶が確かならば(天丼)
エムカは収録が1番最後で、放送が1番早かった
2022年6月16日
そう、発表から6日
会食で完全に溶けるほど泣いたわたしも
ようやく落ち着き始めた頃だった
そこにものすごいものが投下された

噂は聞いていた
写真こそないものの
その噂は一瞬にしてネットを駆け巡った

ユンギがピアノを弾いた
と言うものだ

ピアノ弾いたの?ミンユンギ
終わりにちょこっと弾いたとか、出番前に軽く弾いたとかそんなんかな?
想像がつかないわたしは、その程度かなと軽く構えていた

そしてしっかり裏切られる
想像を遥かに超えるピアノを聴かせてくれた
泣いた、あれは泣いた
ユンギのピアノは何度か聴いたことはあったと思ってたけど
こんなに心に優しく届くピアノは初めてだった
そんなに美しい顔で、優しい旋律を聴かせてくれるんですね
そしてそこからのジョングクの歌声がまた美しいのなんのって…


歌番組は初め断ろうとしていたと言うBTS
本当に出てくれてありがとう
あなた達に現地ARMYの声が直接届いたことを
本当に嬉しく思っています

そして会食をはさんだからこそ改めて感じる
『7』の力
やっぱりBTSは7人揃ってBTSなんだと思い知らされた
歌っているあなたたちが大好きです

最高の瞬間に向けて
わたしたちをこれからも一緒に連れて行ってほしい
そんなお願いも
きっと彼らなら笑って聞いてくれる

そう思わせてくれた




最後に


また長くなりすぎた
そして読みづらい
反省点を次に活かしたいと思う

ここまで読んでくださった方がもしいたのならば
いつも以上のたくさんの愛と感謝を伝えたい
本当にありがとうございます

最後にこれを置いていく
美しい成人男性が一瞬猫ちゃんになります


BIG LOVE


いい加減に黙って

チョリカでした

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