週日記 2025/01/01 - 04
01/01 Wed.
朝6時、初日の出に行きたいという楓芽から起こされた。昨夜のうちに恭一とほなみちゃん(義弟夫婦)と約束をしていたらしく「楓芽が起こしてあげないといけないから!」と部屋を飛び出して行く。カウントダウンにも初日の出にもさして興味のない僕たちは、例年紅白の途中で寝て、明るくなってから起きる。いつも通りを変えられないだらしなさを、周りに振り回されない自分を持っていることにしたモーニングコーヒー。今日も1年がはじまる。
01/02 Thu.
昨日の帰り道で「今年のテーマは健康第一なんだよね」と唯に話していたのも束の間、さっそく熱を出してしまった。10月にかかった肺炎が尾を引いて慢性的に咳が出ていて、おまけに流行病にかかっている身内もいないので答えは分かっていたのだけど、万が一に備えて休日当番医で検査をしてもらうことにした。結果はやっぱり陰性で、診察・薬・駐車場だけで7千円も取られてしまう。それでも肺炎のときは最初の通院を渋って大惨事になった。同じ轍を踏まないところから健康づくりははじまる。
01/03 Fri.
唯たちが初詣に行ったので、甘酒を羨みながら倉庫と化した空き部屋をきれいにすることにした。去年は本への興味が尽きなかったけど、読めていない本が多すぎることに気がつく。もうこの日記も3年目に突入したから分かるのだけど、例年この時期に「本を読まなければ…!」という感情に駆り立てられてそのまま数冊読み進める。それからペースが落ち着いていくので、もう読書してる人じゃなくてしてる風の人。本棚につり合う人になりたい。
01/04 Sat.
お昼から楓芽の初蹴り。子どもたちの練習を見守って、翌日の大会の設営を少し手伝って、それから親子サッカー。フットサル形式だったけど、ちゃんとゲームするのはもう15年ぶり。「おとうさんがんばれ〜!」と何度も叫んでくれる楓芽に応えてあげたかったのに、病み上がりで保護者チームとコーチチームをはしごしたので肺が持たない。2歩目が出ない。もうそこにプレイヤーの影はなくて、いつの間にか僕にとってのサッカーは見て楽しむものになっていた。楓芽が僕を越える日はそう遠くない。