ながのひろき┃しっぽ文庫

✎ 名字を音読みで「ちょーの」と呼ばれています ✎ 平日は会社員、休日は物書きと本屋さ…

ながのひろき┃しっぽ文庫

✎ 名字を音読みで「ちょーの」と呼ばれています ✎ 平日は会社員、休日は物書きと本屋さん ✎ しっぽ文庫で本を売っています ✎ 土井首出身、小ケ倉在住🧑🏻‍🦱👩🏻👦🏻👶🏻

マガジン

  • てんびん座

    • 28本

    駆け出しの青年ライター・長野 大生と森 恭佑によるユニットマガジン「てんびん座」。(2人の共通点は、そう、10月生まれである。)交換日記をこそっと盗み見ているような、2匹の金魚が泳ぐ様を金魚鉢の上からぼーっと眺めているような気分でお楽しみください。

  • 三角関係

    • 9本

    1,000文字フィクションのユニットマガジン。もりきち・もりきょん・ちょーのが織り成す、背中合わせの世界観。ちょっぴり不思議で、どこかヘンテコな三角関係をあなたへ。3人それぞれの世界をお楽しみください!【三角関係は、Decchiと改名し、ショートショートZINEの製作を行うようになりました!TwitterやInstagramで、Decchi もしくは #でっちあげメディア で検索してみてください🤙】

最近の記事

週日記 2024/10/06 - 12

10/06 Sun. 朝からホンダに契約書類を持っていく予定だったけど唯と母にお願いして、とにかく自宅療養。夜間救急や休日当番では詳しい検査ができないから、というのが理由なのだけど、原因が分からないのが個人的に結構しんどい。ただこうなった理由は間違いなく無理をしてきたからで、力尽きるたびにブレーキをかけられない自分に嫌気がさす。だけれども、多分これはもう治らない。そういう性格なんだと思う。熱が下がれば明日は仕事に行こうと思っていたけど、じわり滲みるこの暑さがエアコンをつけて

    • 週日記 2024/09/29 - 10/05

      09/29 Sun. ナナフェス2日目。昨日は熱量や規模の大きさを感じていたけれど、今日は全体的にあたたかい。なんというかアットホーム感がとてもよかった。お昼を過ぎた頃に土井首の同級生がジュースを買いに来た。焼き鳥で出店しているらしく、一度戻ってから4人引き連れて戻ってきてくれて、来年はバンドでステージに立ちたいという。僕にその決定権はないのだけど、ひとまず陽水さんに紹介させてもらった。当時はやんちゃで距離も感じてたけど、今日はちょっと感じ方がちがった。もうお互い大人だから

      • 週日記 2024/09/22 - 28

        09/22 Sun. 毎週土曜日に更新している週日記の投稿が間に合わなくて、朝から書きあげた。本当は何度も諦めそうになったのだけど「実は楽しみにしていて…」と言ってもらえることが増えてきてすごく大きなモチベーションになっている。祖母の四十九日を終えて、夕方は家族みんなで吉宗の華重を食べた。冠婚葬祭が詰め込まれた三連休に気持ちが追いつかないけれど、祖母との別れはこれでひと区切り。あの世でもブイブイ言わせてる姿が浮かんで、僕も頑張ろうと気持ちが入った。 09/23 Mon.

        • 週日記 2024/09/15 - 21

          09/15 Sun. お盆に断念していた神集島(義母の実家)への帰省。海の写真を撮りたくてカメラを持って行ったのに、雷が鳴っていたので諦めて引きこもることにした。そういえば、つい最近まで好きな色を聞かれたら黄色と答えていた。だけどもこの島で空と海の写真を撮っていたらすっかり青が好きになってしまって、生まれてはじめて好きな色に理由ができたことが嬉しい。夜は焼肉をたっぷり食べさせてもらって、ブラックペアンの最終回を見届けて就寝。スイッチを切ることが苦手な僕にとって、強制的に切ら

        マガジン

        • 週日記 / 2024
          41本
        • てんびん座
          28本
        • 週日記 / 2023
          52本
        • 三角関係
          9本

        記事

          週日記 2024/09/08 - 14

          09/08 Sun. 楓芽と唯が英語の習いごとに行っている間にトヨタへ。この間からスマートキーの調子がわるくて、調べてもらったら鍵じゃなくて車側の部品が故障していた。いまの車に乗り換えてもうすぐ4年になるけれど、できる限り長く、そして綺麗なまま乗り続けられたら嬉しい。お昼寝終わりまで義母が蒼空の面倒を見てくれることになっていたので、唯と楓芽は家でお昼寝。静かな部屋で本を読み進めようと思ったけど、数ページ読んだだけで僕も眠くなってしまった。子どもがいると自宅でのひとり時間はみ

          週日記 2024/09/01 - 07

          09/01 Sun. 楓芽が誕生日プレゼントでゲットしたおもちゃを小脇に抱えて義母の家に遊びに行ったので、唯と蒼空の3人で買い物へ出かけた。蒼空は黙って抱っこされてくれないし、カートに乗ればかごに入ってくるもの(特にバナナ)を手に取るし、楓芽よりずっとやんちゃ。まだ1歳なので仕方ない部分には目を瞑るけれども、それを見た楓芽は「自分だけ怒られている」と思っちゃう。楓芽がいないとそれが客観的に見えてよく分かる。僕も唯も長男長女なのでそう思わせたくないよねとずっと言い続けてきたけ

          週日記 2024/08/25 - 31

          08/25 Sun. 1ヶ月半ぶりの美容室。髪の毛が少しでも重たく感じるとさっぱりしたくなる性分だけれど、おしゃれには無頓着なのに髪の毛に費やすお金が多くていやだ。楓芽も七五三に向けて一緒に連れていくと、シャンプーやバリカンをわくわくしながら待っている。この年齢の子どもたちは嫌がる子が多いらしいけど、昨日も朝風呂についてきたあたり妙に納得してしまった。『ラストマイル』も一緒に観に行きたいらしい。夜は武次さんにはじっこ商店を使わせてもらって、快さん、和美さん、あんみさんと僕の

          週日記 2024/08/18 - 24

          08/18 Sun. お盆休み最終日。結果的に9連休だったのにお葬式と子守りしかしていない。子どもたちより僕の方が物足りなくて、あまり気乗りしていない唯を巻き込んで県民の森へ行った。できたての屋内遊具、自然に囲まれた涼しい場所、子どもたちの笑顔。道のりこそ長かったけど「来てよかったね」と唯が言ってくれたことがすべてだ。けれども晩ごはんのあとで「結局あんまり休めなかったね」と言うと「大生はずっと休みやったやん」と返されて、つい「休みとは思えないでしょ」と言ってしまった。少し時

          週日記 2024/08/11 - 17

          08/11 Sun. 義母の実家がある唐津に帰省しようとしていた矢先に、弟から電話がかかってきた。祖母が倒れた。救急隊員が到着したときには心肺停止だったらしい。それから30分後、搬送された病院で息を引き取った。団らんのひと時から一転、青天の霹靂だった。電話越しの母と弟は動転していて、聞けば祖父は相変わらず表情に出さないらしい。帰省は取りやめて、それでも今日しか海に行ける日はないから、子どもたちを連れて高浜へ。少しだけ遊ばせてあげた。帰り道、4歳の楓芽が「おおばあばの病気が治

          週日記 2024/08/04 - 10

          08/04 Sun. 市民大清掃の日。そのことを楓芽に言うと「お掃除したい!」と言っていたので連れて行った。けれどもご近所さんは老夫婦が一組来ただけ。実家にいるときはもっと来てた気がする。そのまま2人でサッカーをして、みんなで買い物を済ませてから今年初のかき氷を食べた。夜、快さんから読書感想文教室で使う漫画を借りて帰ると「なんかちょっと顔が疲れてる気がしたよ」とLINEが届く。コンビニのライトに照らされただけの顔がそう見えたのならそうかもしれない。以前読んだ『シティガール未

          週日記 2024.07.28 - 08.03

          07/28 Sun. 楓芽がMIU404のメロンパン号が見たいと言うので朝からアミュまで出向いたけれど、道中でメロンパン号の展示がお昼からだと知ってしまう。心苦しかったけど、お昼寝あとにみなとまつりに連れていくことを条件に諦めてもらった。今日も今日とて話が止まらない楓芽と、それをすべて受け止めきれない僕たち。隙を見ていたずらに勤しむ蒼空。騒がしくて目が離せない日曜日が、幸せと疲れをかき混ぜる。それでもここのところ感じていた喧騒が少し落ち着いて、ライフワークのスイッチがようや

          週日記 2024.07.21 - 27

          07/21 Sun. 昨夜ビアホールに行った唯が少しきつそうだったから、朝は家でのんびり過ごす。お昼に英語の習いごとに行く楓芽と唯を送って、それから蒼空にお昼ごはんを食べさせた。休みの日に体力を回復させたいなら寝ればいいのだろうけど、元気な子どもたちをよそに自分だけ寝ることは不可能。「家にいるよりは…」と思って出掛けるけれども、外は暑いし運転はしなければならないので、結局は身体も心も疲れたまま週末を終える。インターバルはまだ見つからない。 07/22 Mon. あれだけ

          週日記 2024.07.14 - 20

          07/14 Sun. 朝起きた蒼空が唯と楓芽を探していたけれど、代わりにバナナを見つけてまんまモードに切り替わる。雨のせいで駐車場まで車を取りに行くのも気が引けちゃって、実家の買い物に便乗して夢彩都へ行く。車をいやがる子どももいるらしいけど、我が家はみんな車が好き。お出かけも好き。みんなに愛想ふりまいて、目に入ったものをすべて手に取って、家に帰ればいたずらばかり。楓芽におもちゃを取り上げられることもないから、もうやりたい放題だった。でもそういう日があっていい。一緒にいてもい

          週日記 2024.07.07 - 13

          07/07 Sun. 昨夜の週日記を読んでくれたあんみさんから「なーんかみんなおんなじなんだなぁ〜同志だなぁ〜って安心します。ぼーちぼーち行きましょう!」とDMが届く。先週は特に子育てが上手にできなくて、疲れた、もう無理。みたいなオーラがだだ漏れだったのだけど、輝かしくない日々に共感してくれる人にこっちが励まされちゃったりする。もりきょんがライター講座で「弱さの自己開示」と言っていた。子育ては特に褒められないし、やって当たり前の空気感すごい。まあ分かる。けれども、誰しも「立

          週日記 2024.06.30 - 07.06

          06/30 Sun. 昨夜決まった唯と楓芽の韓国旅行の予約をするために浜の町へ出向く。手続きの間に楓芽とあそびドコロで遊んで、それから浜屋の2階で出店していたイヌドウユウコさんのところへ挨拶へ行くと「今朝ちょうど日記を読んでました〜!」と言ってくださった。書く習慣が目的だけれど、読者の存在を知るたびに嬉しくなる。読んでくれる1分1秒だってコミュニケーションだと思うから。唯が明日も休みだったので、気分転換にと夕方から時津までドライブ。「休みだけど休めないよね」という話をした。

          週日記 2024.06.23 - 29

          06/23 Sun. 湿度200%の寝室で早起きをした楓芽の声でみんなが起こされる。はじめは「日曜日くらい勘弁してよ」と思ってたけど、まあどの時間に起きても眠たいからいいかと思えるようになってきた。夜になって、もりきょんから改めて入籍の報告と結婚パーティーの誘いが届く。もちろんその日はもう空けているのだけど、まちの方に行く機会が減って、Decchiもストップしていて、若者会議を抜けてもうすぐ3ヶ月。なんとなく、学校や仕事を数日休んだあとのような距離感が生まれている気がする。