週日記 2024.07.28 - 08.03

07/28 Sun.

楓芽がMIU404のメロンパン号が見たいと言うので朝からアミュまで出向いたけれど、道中でメロンパン号の展示がお昼からだと知ってしまう。心苦しかったけど、お昼寝あとにみなとまつりに連れていくことを条件に諦めてもらった。今日も今日とて話が止まらない楓芽と、それをすべて受け止めきれない僕たち。隙を見ていたずらに勤しむ蒼空。騒がしくて目が離せない日曜日が、幸せと疲れをかき混ぜる。それでもここのところ感じていた喧騒が少し落ち着いて、ライフワークのスイッチがようやく入ってきた。ペーロンの優勝、イベントの充実感、子どもの寝顔。今夜のSNSはみんな輝いていてまぶしい。いいね！しか押せないけど、明日の活力をもらってる。

07/29 Mon.

先週から折衝しなくちゃいけない場面が多い。スパッと物が言えたらいいのに、即答できるほどの知識や経験があればいいのに。そのどれもを持ち合わせていない僕にとっては、図面を描いたり見積をつくってる方がずっと楽だ。それでも勉強にはなるよな、と言い聞かせて12年も社会で揉まれてきたけれどちっとも慣れない。そういう性格なのだと思う。海さんがストーリーズで使っていたRADWIMPSが懐かしくて、昼休みから夜にかけてずっと聴く。『おかずのごはん』は僕たちの青春。好きな曲が多すぎて困る。

07/30 Tue.

この間の移動書店のとき、楓芽が隣の店で手に入れたヘラクレスオオカブトの幼虫の世話をしている。その日は抽選で当たりだと聞いて喜んだけど、蓋を開けると成虫になるまで1年以上かかるらしい。その事実を知って後悔した僕をよそに楓芽は相変わらずはしゃいでいたので、最後まで付き合ってあげることにした。調べてみると、どうやらカブトムシは暑さに弱いらしい。けれども、カブトムシのためにエアコンをつけっぱなしにするのはごめんなので玄関で飼育することにしている。毎日観察しているうちにダニが増えてきて、まあ気持ちわるい。僕たちが子どもの頃に抱いていたカブトムシやクワガタへのわくわくは、大人たちの努力によって保たれてたんだろうな。

07/31 Wed.

連日オリンピックで何かしらの競技の中継があるおかげで、すっかり寝不足になってしまっている。久しぶりに仕事中に落ちそうになって、今日こそは早く寝ようと心に決めた。僕の記憶に残っているのは2000年のシドニー。当時はまだ幼稚園児で覚えているのはヤワラちゃんだけなのだけど、あれからアテネ、北京、ロンドン、リオ、東京と観ているうちに楽しいと思える競技がすっかり増えた。いつかゴルフもじっくり観られるようになっちゃうのだろうか。ゴルフに罪はないけどちょっとこわい。夕方は次のお仕事の打合せでキナさんちへ。楓芽と遊んでくれたゆうせいくんが帰りにおもちゃをくれて、僕もキナさんから本をもらった。いつももらってばっかりだ。

08/01 Thu.

またたく間に8月。焼けるような日差しに目がくらみそうになるけれど、やっぱり夏空は青が澄んでいて気持ちがいい。たばこを吸わない僕がデスクを離れることは少ないけど、夏になってからは意図的に外に出るようにしている。晴れた空は心を健やかにしてくれる気がするから。ただ仕事も家事もも詰まりに詰まっていて、子どもたちとゆっくりあそぶ時間を確保する余裕がない。毎晩のように「今日も遊べなくてごめんね」と声をかけているけれど、それだけじゃだめ。今年のお盆はきちんと休もう。

08/02 Fri.

眠気を何とか押さえつけながら仕事を乗りきった。唯の誕生日だったので楓芽と一緒に予約していたケーキを受け取りに行って、それから義母とも合流して清香園へ。みんなで肉を焼いていると、楓芽がしきりに「ばあばも一緒に住もうよ」と言う。そうなれば助けられることの方がずっと多いと思うから抵抗はないのだけど、いかんせん部屋が足りない。ただ個人的には買い替えへの抵抗感も少なくて、唯の考え方次第だなあと思う。コアンコアンのケーキを並べて、唯がろうそくの火を消すと「えええ、一緒に消そうよ〜」と楓芽がぼそっとつぶやく。切実な感じがかわいかった。

08/03 Sat.

朝から佐賀市のひょうたん島公園まで走る。唯の誕生日に合わせて毎年訪れているのだけど、これまで雨のあとばかりで地面がぬかるんでいた。それでも今年は週末まで晴れの日が続いてコンディションもばっちり。写真も満足に撮れたのでゆめタウンでお昼を食べて、そのまま鳥栖まで行ってお買い物。保育園の夏祭り当日にしてはハードスケジュールだったけど、夏祭りまではちゃんと楽しかった。もう日記を書きしたためる体力も残ってない。今週は本当に疲れた。