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週日記 2025/01/26 - 02/01
01/26 Sun.
Tくん宅にお泊まりしていた楓芽が、昨夜の余韻でまったく言うことを聞かない。楽しすぎて浮き足立っていたのは結構だけど、お昼からの英語に差し支えそうだったので唯が正してくれた。晩ごはんはちょっぴり贅沢に時津のEDWへ。終わってみたら全然ちょっぴりじゃなかった。
01/27 Mon.
外注業者さんの仕事が中々にずさん、と先週の日記でも書いていたのだけど、おかげさまでうちの鉄工工事が止まってしまう。クライアントへの申告、工程の後ろ倒し、手配していたレッカーのキャンセル、業者へのクレーム。身体よりも精神を使うこの時間は、働いていると言うより鍛えられている気がしてならない。
01/28 Tue.
金曜日に迫った授業の内容を詰めたくて快さんにヘルプ。ベーコンレタスバーガーで仕事のストレスを発散しながら待っていると、小走りで来た快さんがなんだかウキウキしている。聞けば僕たちが「この場所が理想だよね」と言っていた物件が空く方向で話が進んでいるらしい。冷めたポテトといい話はちっとも合わなくて、単品じゃなくてセットにしてしまったことを後悔した。
01/29 Wed.
サッカーの日に限って仕事終わりが遅くなる。お迎えと子どもたちの晩ごはんをバタバタと済ませて、無事についたグラウンドで猛烈な雪に見舞われる。練習が始まる頃には落ち着いてくれたけど、保護者のつま先は冷えるばかり。あたたかい靴下とあたたかい靴を履いたら身長が5センチくらい伸びる気がする。
01/30 Thu.
晩ごはんを食べて、子どもたちを母に預けて唯と夢彩都へ行く。2人で出かけるのはかなり久しぶりで、いい気分転換になった。束の間の慌ただしさからの解放。何かに手を出さないか、すれ違う人の動線で止まらないか、薄着や汗で体を冷やさないか。子どもたちとの買い物で気にしていることを気にしなくていいだけで、ああちゃんと生きてるな、生活してるなと自らの営みをかみしめられる。
01/31 Fri.
前日深夜3時まで続いた準備を経て、待ちに待った小学校での特別授業。まずは3年生と一緒に日記を書いた。担任の先生がぶんちゃん(僕と同じながさき若者会議の一期生)で、16人の児童のうち3人が楓芽のいるサッカークラブの子どもたち。完全アウェイじゃなかったおかげもあってあっという間に終わってしまった。ひと息ついて6年生の教室へ行こうと思っていたのに、人生初のサイン攻めに遭ってまさかの遅刻。最後に描いたスーパーう〇こマン、もはやサインとは無関係だけどちょっと嬉しかった。6年生とは作文の書き方、表現のヒントを一緒に考えて、どちらの学年でも「必殺技を教えてくれる先生」になれたらという狙いを概ねクリアできたと思う。帰り道、快さんが「初めてとは思えない、ちょーのくんは先生に向いてるね」と労ってくれた。本当に嬉しかったけど、でも先生になっていたらきっと手を抜けない先生になっていたと思う。僕は僕の立場で、役割で、これからも学校や子どもたちと関わっていきたいな。
02/01 Sat.
大雨と強風に見舞われた土曜日。午後からはじっこ書店へ出来たてほやほやのNEKOkke・冬号をもらいにいこうと着替えていると、社長から「現場に敷設しているシートの状態がよくないかもしれない」と連絡が入った。慌てて着替えて、同乗した母と子どもたちとともに現場へ。まさか子どもたちを連れてここに来るとは思わなかったけど、あれもこれもでたらめな外注業者さんのおかげだ。「もし落ちたら通報しといて」と母に告げて高所で補修。終わった頃にははじっこ書店の閉店時間になっていた。風に揺れる足場で僕の気持ちも揺らぐ。