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週日記 2024/09/29 - 10/05

09/29 Sun.

ナナフェス2日目。昨日は熱量や規模の大きさを感じていたけれど、今日は全体的にあたたかい。なんというかアットホーム感がとてもよかった。お昼を過ぎた頃に土井首の同級生がジュースを買いに来た。焼き鳥で出店しているらしく、一度戻ってから4人引き連れて戻ってきてくれて、来年はバンドでステージに立ちたいという。僕にその決定権はないのだけど、ひとまず陽水さんに紹介させてもらった。当時はやんちゃで距離も感じてたけど、今日はちょっと感じ方がちがった。もうお互い大人だからなのかもしれないけど、どんな形でも接点ができて嬉しい。楽器とか難しいんだろうな、でもずっと好きでやってきたんだろうな。応援の気持ちを込めてInstagramをフォローした。

09/30 Mon.

社長にナナフェスの報告とお礼を言う。初日に会場へ来てくれていたらしいのだけど、おそらく社長にとっては知らない人たちばかり。それでも何かしら楽しんでもらえてたら嬉しい。溜まっていたメールを処理して、明日からの出張準備と、僕がいない間に取り寄せておく材料を発注していたらすぐ定時になってしまった。どんなにヘトヘトになっても「行きたくない」と思わない、スーパーホワイトな職場に心からの感謝。明日からの出張が何事もなく終わりますように。

10/01 Tue.

朝7時に会社を出発して佐世保へ向かう。行きは助手席だったのだけど、大塔で「降り口は右だっけ?左だっけ?」と話しているうちに間違えてしまった。時間には余裕があったからいいんだけれど、運転してくれていたNさんと幸先わるいなあと2人でボヤきながら現場に入った。取り付ける配管をユニックで降ろしていると、課長が「配管くさくない?」と言い出した。養生テープを剥いで嗅いでみたけど分からなくて、改めて嗅ぎ分けたらKさんが何らかのう〇ちを踏んでいた。不意打ちすぎる。それからフランジが足りないと勘違いしたり、そのせいで社長を途中までこっちに来させてしまったりと全体的に小さな綻びが出てしまったのだけど、何とかすべて解決。「俺たちには運がついとるけんねえ」という課長の言葉になぜか安心してしまったのは、1年前に初めて入った現場でそこの所長からこっぴどく怒られたからだろう。今となってはいい経験だった。

10/02 Wed.

朝から客先の都合で作業ができなかったので、早めに昼休みを取って正午からスタート。(いろんな意味で)踏んだり蹴ったりだった昨日とは違って順調で、止まらない鼻水をこまめにかんでいたら終わった。金曜日までの予定だったけど明日には帰れそうなので、飲みに行こうとまちに出た。焼き鳥もうまい、お酒もうまい、メンバーの相性もいいみたいで笑いも絶えない。とてもいい時間だったのだけど、着実に悪くなってきている体調を思うと遠慮してしまって、途中から烏龍茶にした。いつもは寝たら治るんだけどな。

10/03 Thu.

昨夜はベロベロに酔っていた課長とKさんが何事もなかった感じにしてるのがちょっとおもしろい。だから突っ込まない。午前中だけで工事は終わって、大村湾のサービスエリアで昼ごはん。メニューがほぼちゃんぽんで体調不良にはきつかった。そのあと車で力尽きて、会社へ戻ってから早退させてもらう。家に着くと、休みを取ってくれていた唯が楓芽を体操教室に連れていくところだった。「蒼空置いていっていいかな?」と言われてそのまま引き受けたのだけど、やっぱり体の様子がおかしい。1人で遊んでいてくれる蒼空の隣でごろごして、夜も早めに寝た。熱もそんなに高くない、半日休めばきっと大丈夫。

10/04 Fri.

きっと大丈夫という希望的観測は見事に外れて、明け方から熱がぐんと上がる。コロナだったとしても出される薬は分かっていたので家でじっとすることにした。有給休暇を自らの体調不良で使うことに激しく抵抗を覚える僕としては不本意だったけど、明日は諌早で仮面ライダーガヴのヒーローショー。楓芽がこれをとても楽しみにしているから休んででも治すしかないと思った。夕方には平熱に戻って、ああやっぱりいつも通りちゃんと休めば治るなとひと安心。楓芽にも「明日は蒼空と3人でガヴ見に行こうね」と伝えて場所と時間を再チェック。唯がいないと子ども2人を見るだけで無駄に苦労しちゃうので、お昼ごはんとお昼寝の時間だけはなんとなく計画する。でも結局めんどくさくなって「オムツと手拭きを忘れなければ!」と何とかなることにしている。だいたい何とかなる。

10/05 Sat.

夜中に喉が渇いて目が覚める。喉が渇いて、が理由で起きるなんて初めてだったから熱を測ると39.4℃あった。もう体調どうこうよりもガヴを見に行くことしか頭になくて、冷凍庫から枕と保冷剤を取り出して1人リビングに転がって脇に保冷剤を挟む。とにかく汗を出すために毛布にくるまった。朝にはまた平熱に戻ったので高熱はなかったことにして、唯を送り届けてからシャワーを浴びて諫早まで走る。お待ちかねのガヴを大声で応援して、移動書店で稼いだお金で射的やボールすくいを楽しむ楓芽を見て、ずっとざわついていた気持ちがようやく落ち着いた気がした。蒼空も縁日で遊んで大満足で長崎へ戻って、実家でお昼寝。子どもたちを寝かしつけたあと、急に寒気がしてきて楓芽の隣で横になる。気づいたら唯を迎えに行く時間で、でも体が動かなくて母にお願いした。少しずつ意識が薄れるのに眠れなくて「ああ、意識して呼吸しないとやばいな」と空気を必死でかきこむ。今まで生きてきた中で一番苦しい。

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