週日記 2023.10.15 - 21

10/15 Sun.

家族4人と、母、祖母の6人で買い物に行く。昨日から続く楓芽のハイテンションがここでも止まらなくて、夜まで何度叱ったことだろう。ただ夕方の公園ではとっても楽しそうだった。自我のある楓芽と、まだ生後6ヶ月の蒼空。理由は明確で、楓芽から見るとみんなが蒼空の相手ばかりしているように映るからだ。僕も唯も長男・長女だからよく分かる。蒼空が生まれる前に「そうならないようにしたいよね」と話していたけれど、いまは特に難しい時期だなあ。

10/16 Mon.

帰りに楓芽を迎えに行くと「あそびたい」と言うので園庭で追いかけっこ。僕はいつも逃げる役なのだけど、気づけば数人の子どもたちが僕を追いかけていることが少なくない。今日もそうだった。スマホに向かう時間が減って、子どもたちと向き合えている実感はあるけれども、それと反比例するように創作意欲が湧かなくなっている。物語が浮かぶ気配がまるでない。

10/17 Tue.

体調がずっと微妙。五月病のそれと少し似ている気もするけれど、仕事の意欲はあるからどうもちがう。ただ喉の調子がおかしくて、自らの体調不良に苛立ちを感じやすいから何事にも集中できないのかもしれない。それでも家でじっとしていられない性分なので、夕飯を済ませて家族で気分転換にスタバまで行く。「キッズミルクのむ！」と意気込んでいた楓芽は水泳教室の疲れで眠ってしまって、驚く量の汗をかいている。みんな季節の変わり目だから疲れてるのかもなあ。

10/18 Wed.

朝から現調に行って、午後はひたすら見積書をつくった。きっとどこの業界も「来年度の予算取りを〜」と口を揃える時期なのだ。金曜日に美容室の予約を入れて、移動書店デビューに向けてかっこつける準備だけは怠らない。けれどもゆるんだ財布の紐はうまく締まってくれないし、来週に迫っている健康診断に向けた準備は一切できてない。上手な予算取りや計画がなされていない僕の毎日はどうしようもなくて、どうしようもないほどに生きていたい人生だ。

10/19 Thu.

昨日に続いて1日中見積書とにらめっこ。にらめっこ、という言葉を使ってしまうとさもつまらなそうに見えるけれど、工事内容の輪郭がどんどんくっきり見えるようになってきてすごく楽しかった。仕事が楽しいと昨日までの気だるさもどこかに消えてしまって、保育園帰りの楓芽と園庭で遊んだり、夜はDecchiのミーティングをしたりした。喉の調子は相変わらずだけど、少しずつモチベーションは戻ってきている気がする。明日の雨の予報、外れてくれ〜。

10/20 Fri.

雨の予報は外れなかったけど、通勤のときだけぱったり止んでくれた。こんな日は決まって「あれ、超能力かな？」と嬉しくなる。仕事を終えてから美容室でパーマをかけてもらっていると「ひろきくんの子どもは直毛って言っても信じらんとじゃない？」と言われて「そうですねえ、でもこっちの方がよくて」と返した。ありのままの僕がど直毛で、あるがままの僕がパーマ。どちらも本当の僕だよなあと思う。

10/21 Sat.

朝から明日の出店に向けてラストスパート。準備は丁寧に進めてきたはずなのに、あれも足りない、これも足りないと気づくのがいつも直前なのはどうしてだろう。夕方から州聖と友里ちゃん夫婦と一緒にハロウィンパーティ（と楓芽が言っていた）。焼き鳥を食べて、楓芽や蒼空ともたくさん遊んでもらって、いつも帰り際に名残惜しそうな楓芽が楽しさを物語ってくれる。もりきょん宅にDecchiを受け取りに行って帰ると、寝かしつける必要もないくらいぐっすり寝ていた。明日は一緒に移動書店の書店員だ！