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週日記 2024.05.12 - 18

05/12 Sun.

蒼空を義母に預かってもらって、楓芽と唯と3人でコナンの映画を観に行く。歩き出した蒼空からますます目が離せなくなって、あまりかまってもらえなくなった楓芽が「今日はお父さんとお母さんひとり占めできる?」と言う。だから今日はとことん甘やかした。夕方は有希さん・野崎さんが企画するイベントのLPづくりの打合せ。2人と話していて印象的だったのは、自身の想いを伝えたい気持ちがある反面、それを相手に強いることには抵抗があるということ。広報はどうしても情報を届けることに意識が傾くけれど、受け取り手の心情まで気を配る優しさが伝わってきて「声掛けてもらえてよかったなあ」と思う。僕の仕事は、受け取り手の心にすっと入るような言葉を添えること。でもそれは小手先のテクニックではなくて、2人の本心あってこそなんだ。

05/13 Mon.

眠たくてお弁当づくりをサボった。けれども「お弁当つくってみよう」と思い立って結構な時間が経っていて、ちゃんと続けられている自分に拍手したい。少し前にも書いたけど、日記をはじめてから「続けるためのコツ」みたいなものが何となく掴めてきた気がしていて、それをまだ言葉にはできないながらに僕の糧になっている気がする。これまで自炊なんて年に5回もしなかったのに、今日は晩ごはんまでこしらえてしまった。あれもこれも、楽しくこなせるうちは続けよう。気分が乗らなかったら休もう。家族に迷惑をかけない程度に。

05/14 Tue.

昨夜から有希さん主催のイベントフライヤーをつくりはじめたので、その進捗をLINEで届ける。おかげさまでデザインのいろはを学んでいる暇がないのだけど、正解がない感じを少し楽しめるようになってきていて、有希さんも野崎さんも「こうしたらどうだろう」と気兼ねなく話してくれる。例えば「掲載したい情報を送るので、あとはお願いします」とか言われちゃってたらストレスだったと思うし、また断るための体力も使わなければいけなくなっていただろう。だから僕も気兼ねなく「今日の作業はひと休みします」と言う。頭をしっかり休ませて、またいいものを健やかにつくれるように。

05/15 Wed.

「今日で日記を書きはじめて500日!やった〜!」みたいな明るい感じでいけたらよかったのだけど、そんな節目に仕事でミスが続いた。リカバリーできる範囲内だったし誰から怒られたわけでもないのだけど、明らかに防げたミス。おまけにその図面を描いているときは集中できていた手応えもあって、別に驕りじゃない。つまり実力不足で、余計しんどかった。だけど楓芽がとっても上手に描けた絵を持って帰ってきてくれて、おまけに家に帰ってからもはさみを使って上手にティッシュ入れを作っている。その創造力に沈んでいた気持ちを引っ張りあげてもらったからか、調子が出てきたので次の出店に向けて本を発注した。「日記本をつくるぞ」と書いたストーリーズに前向きな言葉をたくさんいただいたおかげで、501日目はもっといいことが起きるような気がする。

05/16 Thu.

楓芽と蒼空の鼻風邪をきちんともらってしまって、体調がいまいち優れない。ついこの間までは「楓芽いっつも風邪じゃん!」なんて言ってたはずなのに、ここのところ百発百中でもらうようになってきた気がする。ただ、治すためにやるべきことがはっきり分かってきた。明日には治ると思う。唯が職場でもらってきた「パパ検定」を楓芽にさせてみると、好きな色も、誕生日も、最近嬉しかったことも、ほとんど正解だった。子どもたちは親のことをよく見ているし、よく知っている。この子がまちがいをしてしまったときは、怒るだけじゃなくて自分自身を省みよう。でも楓芽が見えている僕は自己評価よりもずっとよくて、やっぱり昨日よりもっといいことが起きた。

05/17 Fri.

仕事終わりにみんなで時津へ行って、セカンドカーがようやく納車された。狙っていた車がぽーんと売れてしまったり、セカンドカーのために借りた駐車場で「ここで車庫証明は取れません」とあと出しで言われたり、思い返せば順調に進んだわけではなかった。大きい買い物には、思わぬ利子がついたりすることもあるらしい。けれども、現金で財布をパンパンにした唯も、わくわくしながら助手席に乗る楓芽も笑ってたからオールオッケー。夜は久しぶりに快さんと居場所づくり夜会。「楽しい」「好き」がモチベーションで動く僕たちだけど、その中に見える社会貢献にようやく目を向けられそう。ようやく来週から少しずつアクションがはじまる。目標は立派な拠点を構えることよりも、自分たちらしさを失わないことにしよう。

05/18 Sat.

土曜出勤だった唯を職場まで送り届けて、子どもたちを公園に連れていく。遊具で遊ぶ子どもは誰ひとりいなくて、グラウンドでサッカーの試合をしていたのだけど、その車だけで駐車場が埋まっていて困る。でも僕がサッカー少年だった頃はもっと多かった気もする。それから家のバルコニーで水遊びをして、お昼ごはんの洗い物をしていると、小さな水垢が目についた。以前は「そんなに気にならないけど掃除しよう」と思えていたのに、「気になるけどいまは無理」としか思えない。明日からの家族旅行の準備もしてないし、夕方には美容室の予約も入っている。休みの日に子ども2人の面倒を難なく見ちゃう父親でいたいけど、夕方だけは母に子守りをお願いした。

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