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週日記 2024.06.16 - 22

06/16 Sun.

早朝からみんなで伊王島サイクリング。陽の光を浴びて、風を切って、海と戯れる爽やかな時間はあっという間に流れて、市内を縦断するように時津まで買い物へ。それからまた縦断してみさき駅さんわへと車を走らせた。偶然会ったあんみさん一家とアイスを食べて、毛布をクリーニングに出すためにジョイフルサンへ行くと快さん・あーちゃん親子がいた。どこへ行っても自然と隣り合わせで、誰かと会えちゃう楽しみが楓芽を包んでいて、後半になるにつれてテンションが上がる。程よい疲れと添わる余韻が日曜日の終わりを告げている。

06/17 Mon.

いつも朝からゆっくりしたくて夜のうちに洗濯を済ませているのだけど、今朝は朝終わるように設定しておいた。少し早起きしたけど、目覚めは思っていた以上にスッキリ。週はじめにいいスタートが切れそう。仕事もあっという間に終わってしまって、楓芽と2人でGEOにDVDの返却。最初こそ返してほしくなさそうだったけど、店に入ってしまうと次のDVDを物色している。サブスクが当たり前の時代なのでレンタルの仕組みが新鮮なのかと思いきや、たった1枚借りただけでこの子の暮らしの一部になった。そう言えばこの子がまだ1歳になる前、単身赴任中はずっとテレビ電話をしていて、気づけばテレビ電話の仕組みも理解していた気がする。子どもの成長は大人の想像の遥か先をゆく。

06/18 Tue.

梅雨2日目。予報はずれの快晴に恵まれたので、夕方になって楓芽の自転車の補助輪をつけてあげた。どうしても乗りたいと言うのでバルコニーで遊ばせて、明日の仕事終わりに公園で練習しようと約束をする。それから日曜日に三和図書館で借りた絵本を読んであげていたのだけど、うち1冊がかいけつゾロリシリーズ。どう考えても読み聞かせの量じゃないけど、約束したのは僕。「お風呂あがりにぜんぶ読もうね」が迂闊だった。それでもいつもより10分布団に入ったところを見ると、この子なりに遊ぶ時間を確保するために一生懸命だったんだなと思う。僕の顔を指さして「とうと」と教えてきた甲斐あって、蒼空が「わんわん」と言うようになった。シャツのおなかに描かれた犬を指さしている。

06/19 Wed.

唯が働いている保育園から絵本の注文をいただく。楓芽が小さい頃からお世話になっていたり、ライターとして取材をしたり、「妻の職場」以上の繋がりがあるおかげだけど、こうして地域の保育園や学校にもっと本を届けられたらいいなあ。夜はもりきょんが主催するライティングゼミのワークに取り組む。書く、聴く、表現することをじっくり考える機会になってよかった。立ち位置的には受講生と言うよりサポート役だけれど、来週末は初めて参加できるので楽しみ。

06/20 Thu.

ようやく梅雨らしい天気になった。こういう日に限ってバイク通勤で、行きも帰りもずぶ濡れ。だけど帰り道でヘルメットをたたく雨音は嫌いじゃなくて、心地良ささえ覚える。僕は雨じゃなくて、雨に濡れたあとの片付けや手間が嫌なのだろう。SNSを眺めていると、小鳥書房さんから2冊の本が出版されることを知る。どちらも惹かれてしまって購入ボタンをポチ。そのあと気づいたら「本を販売させてください」と落合さんにメールを送っていた。初めてメールを送ったときもそう。落合さんや小鳥書房さんには、気づいたらメールを送っちゃう魔力がある。

06/21 Fri.

また夏空がやってきた。柳埠頭の猫があくびをしている間に1週間が終わって、賞味期限を迎えた卵で玉子焼きをつくる。休みの日は「私が作った方が早いから」と言ってくれるのでお願いしているけれど、ようやく味噌汁と1品を作れるようになってきて、平日はそれらを拵えるようになった。今日は特に調子がよくて、できたものをテーブルに並べて洗い物まで済ませてから唯を迎えた。やればできんじゃん!意気揚々と玉子焼きを口に放り込んだら砂糖を入れ忘れていた。世の中そんなに甘くない。

06/22 Sat.

先週あんみさんに教えてもらった三和図書館〜アイスのはしごを早速実行してみた。朝は人が少なくて特にいい。それから小ケ倉のふれあいセンターで、地域住民と市長がざっくばらんに意見交換をする会に出席。世代間の情報共有に分断が生まれていること。そのギャップを中和しなければいけないこと。そして、数少ない余暇を地域活動に充てるのは、ここに集ったみなさんのように興味のある人でないと難しいという主旨の意見をしたのだけれど、少し年上の方が「彼は手を取り合う必要があると言ってますから、怖い顔をしないでくださいね」とフォローしてくれた。ちなみに僕はその怖い顔に気づけなくて、(争うことはしたくないけれど、)まあでもそんな顔をされても怯まなくていい場所なのかなと思う。自治会の声は若者に届いていないけれど、逆もまた然りなのだから。

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