素人たたら1回目-準備(材料)
用意したものは下記の通りである。
参考にしたのはこちらでも紹介した都立大学の動画から。
若干、独自のアレンジを加え、陶器の鉢を材料に加えている。
なぜこいつを加えたかと言うと動画にもある通り。
ブロワーの強風により高く吹き上がる炎を一方向に向けて制御しようとしたのだ。
こんな感じに
結果から言うとこの方法は失敗であった。まあ陶器の鉢なんで当然高温に耐えるようには作られていない。ブロワーから立ち上がる1000℃近いジェット噴流の様な炎によりあっという間にボロボロになってしまった。
この反省は後に生きることにはなるのだが、噴出する炎の勢いをどうにかするには炉の高さを上げるしかない。
反省点を挙げるとしたら、炉底は十分に乾燥させ、着火がしやすいものと燃焼時間が長い可燃物を十分に敷き詰めてから炭を入れた方が良い。出ないと炭起こしに非常に難儀します。
また、ペール缶炉と七輪の炉は容積が非常に小さい。通常のブロワーの風量だと過剰になってしまい砂鉄をそのまま入れると風の勢いで舞い上がってしまいます。なので砂鉄は糊で固めて一塊にする等、工夫が必要です。
あとペール缶の内側に耐熱のために貼る鹿沼土の層はなるべく厚くした方が良いです。送風を開始して時間が経つとそれなりに高温になります。動画には映ってませんが、送風口(羽口)付近が高温で真っ赤になり、途中で炉が崩壊しかけました。送風口付近は特に高温になりやすいので、この辺りの補強は十分にしておきましょう。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?