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【お知らせ】現代書館さん『共感覚の魔女:カラフルな万華鏡を生きる』の「あとがきにかえて」を執筆いたしました
みなさんこんにちは、長南です。
今日はみなさまにお知らせがあります。
現代書館さんから蜜猫コノミさんの本『共感覚の魔女:カラフルな万華鏡を生きる』が11月下旬に発売されるのですが、「あとがきにかえて」の部分を私が執筆させていただきました。まだ書影ができていないので、近刊情報、X(Twitter)での告知を掲載したします([2024-10-29 Amazonさんのページができたのでリンクを貼りました])。
共感覚の魔女
カラフルな万華鏡を生きる
11月下旬発売予定
蜜猫コノミ 著
四六判並製 416頁
予価2700円+税
ISBN978-4-7684-5969-0
山形県鶴岡市にて、イラストや編み物により色を表現した生活を送る元祖・職業魔女、蜜猫コノミさんによる初の書下ろしエッセイ。
生まれつき五感すべてに共感覚をもつ蜜猫さん。
共感覚と発達障害に由来する生きづらさを乗り越え、自分らしく無理のない「魔女」という生き方に辿り着いた。
その目に映るすべての色はつねに流動し、輝き、点滅する。世界は、まるで万華鏡のように色とりどりで美しい。
本書は二章構成。第一章では蜜猫さんのみる共感覚の世界を、第二章では魔女のライフスタイルを体感できる。
誰でも簡単につくれる魔法のレシピ、魔女・魔術概論、季節を祝う儀式「サバト」の物語も充実。
魔女のライフスタイルや現代日本の魔女文化、魔女文化に興味のある方必読の書。
自分らしい生き方を模索している方、ナチュラルライフや「丁寧な暮らし」に関心のある方にもおすすめです!
【著者紹介】
蜜猫コノミ(ミツネコ・コノミ)
山形県生まれ。生まれつきの発達障害と共感覚に由来する生きづらさに悩み、これらをコントロールするためアメリカやイギリス、バリでオカルト・西洋魔術を学ぶ。現在は「色の表現者」として多岐に活動しながら、緑の魔女をライフワーク にする。山形県鶴岡市にて東北初のオカルトショップ「黒猫魔術店」、アトリエ&カフェ「Green Witch フクロウのかまど」を運営。
好きなものは、水族館、ミステリー小説、羊。嫌いなものは、退屈。
http://www.gendaishokan.co.jp/article/A00001.htm
【速報✨】山形県で魔女を生業とした暮らしを送る蜜猫コノミさん著『共感覚の魔女』を今秋刊行予定!共感覚と発達障害をもつ蜜猫さんがみる万華鏡のようにカラフルな世界と、生きづらさを昇華させた「魔女」の一年間を詰め込んだ宝石のように美しい一冊🎨続報をお待ち下さい!https://t.co/s4ynewkN6U
— 現代書館 (@gendaishokan) September 13, 2024
【続報!】蜜猫コノミさん著『共感覚の魔女:カラフルな万華鏡を生きる』目次の一部を先行公開✨
— 現代書館 (@gendaishokan) October 25, 2024
第一章 共感覚の世界
Ⅰ イントロダクション
Ⅱ 万華鏡のかけらを集めた短話集
第二章 魔女として生きる
Ⅰ イントロダクション
Ⅱ グリーンウィッチの一年
あとがきにかえて:長南浩さん#共感覚の魔女 pic.twitter.com/MdCJ2B1EMB
私のことをご存知の方は商業出版でUbuntuやRaspberry Pi関連の記事を書いているのをご存知かと思いますが(プロフィールページ)、今回ははじめての人文・文芸分野での寄稿となります。テクニカルライターも悪くないのですが、物書きなら一度はガチの文系分野の仕事をしてみたい(そう思っているのは私だけかもしれませんが)、その妄想を実現した形となりました。
書籍のセールスポイント
今後現代書館さんからチラ見せ企画がありそうですが、公開されている情報からひとつセールスポイントをあげると、
エッセイなのに416ページの大容量!
ということです。
芸能人や有名人のエッセイって150〜200ページくらいで、中身も半分以上ゴーストライターが執筆するのがお約束で、本を読む私達も「芸能活動の一貫」であることを前提に忖度した読み方をしてしまうのですが、今回の本はそういった「なんちゃってエッセイ」とは違って全編に渡って蜜猫さんがガチな形で執筆されています。
なんなら当初は500ページくらいにまで膨れていたものをシェイプアップして416ページにおさめた形です。そしてこれだけ分量が多いなかでもエッセイらしいさわやかな読書感があるのが魅力だと感じています。
ほかにもセールスポイントはあるのですが、現代書館さんの企画ともからめて何回かにわけてお知らせしていきたいと思います。
どんな「あとがきにかえて」を書いたのか
そんな蜜猫さん渾身の本なのですが、先日「フクロウのかまど」にお伺いしたときに「あとがきどうするか悩んでいる」とおっしゃっていました。
私の感覚だと「あとがき」といえば、特にライトノベルで熱心なファンが本編よりも先に読んでしまう、ある意味オイシイところで「私でよければいくらでも書きます!」と立候補して書かせてもらった形になります。
本当だったら本編を邪魔しないように、フランス料理のフルコースでいうデザートのような形が良いのかなと思っていたら、編集さんのリクエストに応えているうちに想像以上に「ガチな内容」になってしまいました。どうしてこうなった(嬉しい悲鳴)。
魔女文化の歴史を語る書籍では中世の魔女狩りやセイラムの魔女裁判に力点をおいて語られてることが多く、その代わりに1970年代くらいまでのことしか書かれていないのですが、それ以降の今を生きる私達につながりのあるムーブメントを俯瞰的ですが紹介させていただきました。そのあたりも楽しんでいただけたらなと思います。
発売は11月下旬
そんな『共感覚の魔女:カラフルな万華鏡を生きる』ですが、発売は11月の下旬予定とのことです。全編のゲラを確認し「あとがきにかえて」を執筆した私でさえ楽しみな本です。また私のnoteで販売促進的に取り上げる予定ですが、みなさんも楽しみにしていただけると嬉しいです。
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