タイ徒然日記 〜散歩⑩蒸気機関車
昨日はチュラロンコン大王記念日、
ラマ5世の命日でした。
タイ語だとワン・ピヤマハラート(วันปิยมหาราช)です。
タイでは年数回、今日のような王室の特別な日に、蒸気機関車が記念運行されます。
かつてのバンコクの玄関口、フワランポーン駅から出発します。
現在は、バンスー中央駅が中心になっています。フアランポーン駅は、駅としての機能を縮小し、ダンスフロアなどのイベント会場に利用しているようです。また、貸切で結婚式なども行えるそうです。
築100年以上の歴史ある建物なので、修復しながら大事に後世に残して行って欲しいです。
古くなってもいつまでも使い続けるタイ人ですが、メンテナンスはいい加減だったり、価値ある物でも雑な扱いをすることも少なくないので、以前言われてたように、早く博物館にして国で管理されることを願っています。
電車に詳しくないので、よく分かりませんが
日本で引退した車両、キハなどが海を渡って、タイで使われています。
タイ人からしたら、まだまだきれいで使えるのに、日本人は何でもすぐに捨ててしまう…って思っているかもしれません。
逆にタイの赤バスなどは、日本人からしたら「これ、走るの⁉」ってくらいボロボロでびっくりします。
朝の7時にフアランポーン駅を出発し、夜の7時ちょっと過ぎにアユタヤから到着しました。
この蒸気機関車も日本製ですが、私は蒸気機関車を見たのはタイが初めてです。…ん?
あ…、新橋の SL 広場で見てました。
走っている蒸気機関車を見たのは初めてです。
海を超えて、時代を超えて汽笛 (警笛) を鳴らして走っている姿は、なかなか感慨深いです。
到着後、駅の天井高く蒸気が上がる様子を、多くの人が声を上げて見ていました。
アユタヤから到着した乗客は、さすがに疲れた様子でした。機会があったら私も乗ってみたいです。
🚂 สถานีรถไฟกรุงเทพ ( Hua Lamphong Station )
📍Rong Mueang Rd, Rong Muang, Pathum Wan, Bangkok 10330