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タイ徒然日記 〜タイ語で多読マラソン⑧


タイ語の本の多読を始めて10ヶ月が経ちました。絵本からスタートし、今は小説を読んでいます。


今、東野圭吾さんの「恋のゴンドラ」を読んでいるのですが、1話が20ページ程の短編集なので、1週間もあれば読み終わると思っていましたが、まだ2話目の途中でモタモタしています。
本の舞台がスキー場で、私自身、全くスキーもスノボもやらないので、言葉の意味や興味が湧かないのが原因かもしれません。

好きな物だけに囲まれて生きていけるわけでもないので、少しずつでも読んで行こうと思っています。


話は変って、昨日行って来た Book Expo Thailand 2024 。

Book Expo Thailand 2024

漫画本を 7 冊買いました。その中の 1 冊が、こちら 「นัตโตะ คนช่วย ตะลุย ญี่ปุ่น」


นัตโตะ คนช่วย ตะลุย ญี่ปุ่น

いかにも男性向けコミックって感じの絵ですが、内容は結構面白いです。

นัต(ナット)というタイ人の男の子が、初めて日本へ行き、日本語に囲まれて戸惑う内容の話です。
例えば、冬の季節にナットは日本へ来たのですが、日本の寒さに凍えます。エアコンを点けようとしたら、リモコンは日本語なのでどのスイッチが暖房なのかも分かりません。間違って冷房のスイッチを入れてしまい、外より寒い部屋で布団を被って暖を取ります。

私はタイに来た時、タイのエアコンに冷房しかない事に衝撃を受けました。なので、タイから日本へ行ったタイ人が、リモコンのスイッチの多さに戸惑うのが想像出来ました。


นัตโตะ คนช่วย ตะลุย ญี่ปุ่น

エアコンの件だけでなく、日本のタクシーの運賃の高さや、駅の路線図の複雑さなど、
日本へ留学したことのあるタイ人は、みんな
「わかる、わかる〜!」「だよね~!」って感じの事が、面白おかしく描かれています。

私は逆の立場で、日本からタイへ来た側なので、日本人なので当たり前に感じてた事が、外国人から見たらこんな風に感じるんだ、なるほどね~って感じで、興味深かったです。

タイ語の単語もそれほど難しい言葉も出て来ないので、割とスイスイ読むことが出来ます。若者の漫画なので、ちょっと悪い言葉も出て来ますが、口語の勉強には凄く良いな、と思いました。

単語を増やすには、小説。口語を覚えるには、漫画が良い教材になりそうです。


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