タイ徒然日記 〜タイ語で多聴マラソン④
今日は、ちょっとだけ別のお話。
タイで起きた不思議な話。
この1週間くらい少し体調が優れませんでした。体調がすぐれないといっても、食欲もあり、頭が少し重たい感じで、やる気スイッチが壊れている程度の不調です。
原因は幾つか考えられるのですが…。
・大雨が続いて気圧のせいで頭痛
・動画の見過ぎで眼精疲労からの頭痛
・重い荷物を肩に下げたせいで、肩凝りからの頭痛
・人の多い場所へ行ったせいで疲れからの頭痛
・良くない気の場所に行ったせいで頭痛
だいたい、いつもこの５つの原因のどれかですが、どれが原因でも1週間もすれば、元の元気に戻ります。
良くない気の場所に行ったせいで頭痛
これは、タイに来るまで起きたことがなかったので、自分でも半信半疑なんですが。
「霊感」があるタイプでは決してありませんし、心霊写真も◯で囲んでもらっても分からない時があるくらい鈍いです。
日本にいる時に1度も心霊体験とか、不思議体験はありませんでした。
ところがタイに来てから、時々ですが不思議な事が起こります。今日は、私のそんな体験話になります。
バンコクの特定のエリアに行くと、その日の夜から数日間、頭が痛くなります。普段あまり薬を飲まないので、薬は効きやすい方なんですが、こういう時の頭痛は何故か薬も効きません。
同じエリアでも駅の向こう側だと全く影響がなかったりします。
人が亡くなった場所なのかな…、とも思ったりもするんですが、
今、私が住んでいるエリアも、昔は疫病で多くの人が亡くなって、死体の山になっていた場所です。
また、クーデターで亡くなった人も多いエリアです。しかし、ここが原因で頭が痛くなったりしたことは1度もありません。
もう1度言いますが、あまり心霊体験とか死後の世界とか信じてる方ではありません。「死んだら終わり」と思っている方です。死んだ後は魂も終わりです。物体だけが残ります。
死後の生まれ変わりは、あればロマンチックだと思います。前世の記憶がどのくらいあるのか分かりませんが、前世でやり残した事や、償えることが可能ならそれは良い機会だと思います。
どちらかと言えば、死後の生まれ変わりよりも宇宙人やUFO を信じています。
夜中にお経と鈴の音
前に住んでいた部屋に引っ越した日の晩の事です。
新しく暮らす部屋で、シャワーも終えてスマホを観ながらのんびりしていました。夜中近くでしたが、隣の部屋からお経が聞こえてきました。
その頃は、タイに来て1年が経ったばかりくらいだったので「タイ人は熱心な仏教徒」と思っていました。「こんな時間に熱心な人だな～」とその時も思っていました。しばらくそのお経の音は続いていましたが、そのうち鈴の音も加えて聞こえてきました。
チリ〜ン、チリ〜ン
「あ…、鈴の音がする。」そう思った私が次に考えたのが、「近くのお寺から聞こえてくるのかな。やっぱりタイはお寺が多いからね。」
…。
もし、これが今起きたら怖くて寝れませんが、
当時の私のこの鈍さには感動すら覚えるくらいの鈍感っぷりで、その晩は朝までグッスリ爆睡でした。
後日知りましたが、私が住んでいたこの部屋の隣は、銀行勤めの若いタイ人女性が借り主で、既に引っ越しが決まっていて、休みの日の昼間に荷物を運ぶだけで、普段は誰も住んでいませんでした。私がお経を聞いた日も、彼女はいませんでした。聞こえたお経の声も男性の声でした。
そして、近くにはお寺がありません。仮にあったとしてもお正月でもないので、真夜中にお寺でお経や鈴を鳴らすことも、…ないですね。
私の部屋は、よくエアコンや冷蔵庫、Wifiなどの電化製品の調子悪くなったり、バスルームの水が逆流したり、止まらなかったり…と、トラブルが多くありました。
バスルームの調子が悪い時に、部屋のオーナーさんが隣の部屋のバスルームを使っても良いと鍵を貸してくれた事があるのですが、お経の聞こえた隣の部屋の扉とベランダの窓ガラスには、真っ赤な御札が貼ってありました。
おぉぉぉぉぉぉ…。オシッコ漏らさなくて良かった。
結構な衝撃でしたが、怖いとかはあまり感じなかったのが今でも不思議です。
飼っている猫のリオも、時々じっと隣の部屋や廊下の方を見ている事がありましたが、興奮したり怖がる様子がなかったので、私も平気だったのかもしれません。
この部屋の不思議体験は隣の部屋だけでなく、真上の部屋からもありました。上の階は1部屋でワンフロア使っていて、イギリス人の若い男性が住んでいました。マッチョな人だったので、足音がよく聞こえてきていたのですが、ある晩も、バタバタ、ゴトゴト音が鳴り響いていました。いつもの事なので特に気にせずその日も寝たのですが、翌朝、Wifiが全然繋がらないのでオーナーに連絡したら、
「上の階にWifiのルーターがあって、上のイギリス人は旅行に行く時は必ず電源を切っていて、その時に一緒にWifiも切っちゃうことがあるから、そのせいかも」と。
上のイギリス人は昨日の朝の飛行機で出掛けたとオーナーが話してくれたのですが、Wifiが使えなくなったのは、その翌朝で、上から足音が聞こえたのは、昨日の晩だったんですよね。昨日の朝には飛行機に乗っているはずなのに…。もちろん上の部屋は、彼が1人で暮らしていて、Wifiの電源は切れてなかったんです。
昨日の夜、上で歩いていたのは誰
…って出来事です。
「実際に見えないものは信じない」タイプなので、色々不思議なことが起きても怖くないのですが、見えたらそれは怖いので、夜1人でいる時はメガネをあまり掛けません。(ド近視なので裸眼だとほとんど見えません)
だいぶ長くなりましたが、最後におすすめのタイ映画を1つご紹介します。
Shutter (ชัตเตอร์ กดติดวิญญาณ)
2004年の作品のようです。20年も前の心霊映画なので、時代を感じますが主演のアナンダがとても色気があってイケメンです。
タイは幽霊の話が好きな人が多いです。幽霊や自然の神様を信じていて、怖がりだけど怖い話が好きで聞きたがるって感じでしょうか。
幽霊の出でくる映画やドラマも多いです。コメディからシリアスな作品まで色々ありますが、これは重めの作品で、観終わった後、嫌な気持ちが残るかもしれません。
が、ハリウッドでもリメイクされた元の作品なので、機会があったら是非、観てみて下さい。