初めてのレコードに針を落とす日の話。
以前から欲しかったレコードとレコードプレーヤーをついにお迎えしました。
このご時世、ネットでサクッと買えるものを
「買うなら店頭で」という謎のこだわりで
タワレコに出向きドキドキしながら店員さんに声かけさせてもらい
若干緊張で汗かきながら無事にどちらも購入。
何であんなに緊張したのかわからないですが。
WeezerのSZNZ:Springを買いました。
最初のレコードはOASISのMorning Gloryと決めてたけどいい出会いがありませんでした。
だけどSZNZ:Springは寒い冬を乗り越えて暖かい春の始まりを感じさせてくれる作品。
ちょうど今の時期にぴったりと思っていい巡り合わせで運が良かったと思います。
元々Weezerも好きでCDでアルバム聴いてたりしてたので本当に良かった。
プレーヤーの入ったあのデカイ箱を持って電車に乗ったのもいい思い出です。
着いてきてくれた友よ、ありがとう。
しかし買ったはいいがプレーヤーの置き場がない。
狭い部屋にはちゃんとした棚を設置してからじゃないと開封できない。
そう思って今度はニトリに出向きます。
一生懸命作った棚にワクワクしながらプレーヤーを置きます。
そんなこんなでやっと電源をON。
今度はトーンアームを動かさないとターンテーブルが回らないことに気づかず何度も説明書を読むという初歩的なミスで出だしが遅れます。笑
音楽を聴くってこんなに大変なの?って勘違いするはめに。
いやある意味間違いではないのかもしれないですが。
そして緊張の瞬間。
針をレコードに落とす。
ジリジリとした雑音からOpening Nightのイントロでアコギとリヴァースの歌声が聴こえてくる。
しばらくじっとプレーヤーの前で聴いていました。
若干波打ちながら回るレコードに釘付けでした。
回ってるのを見てるのがおもしろい。
なんだか新種の生き物を飼ったみたい。
そんな感じ。
あの塩化ビニールの盤から針を落とすと音楽が聴こえてくるという現象が不思議でならないしロマンに溢れてるなと。
サブスク、CD、レコード。MDなんかもありましたね。
どれも音楽を聴く媒体は違うかもしれないけど、それぞれに良さがあるしそれぞれに作り手からの愛が感じられるから
今後もきっと私は音楽を聴くことをやめないと思います。
そんなことを思う日なのでした。