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仕事で分かってきた日本語表現(8)


話が脱線する・話がそれる

話が脱線するとは、話し合いの内容が本来の議題から離れることを意味します。列車が脱線するように話が他の方向に進めてしまうイメージがつけますね。逸れる(それる)という言葉も別の方向にいくという意味なので、覚えやすい表現だと思います。

例)
・すみません、話が脱線してしまうのですが、・・・
・本題からそれた話ですが、・・・

韓国では「話が脱線しましたが、・・・」の表現はあまり使わないので、私も言い慣れていない表現ですね。でもいきなり話題を変える際に少しずつ使ってみようと思います。


兆しが見える

兆し(きざし)が見えるという表現は、「兆し」という言葉から意味がわかります。兆しとは、何かが起こることを予感させる現象を意味します。それでビジネスシーンでは、スケジュールがどうなりそうな予感があったとき使われるかと思います。

例)
・この案件は、来週末頃にテストが完了される兆しが見えますね。
・昨日は早上がりさせていただき、ようやく体調に安定の兆しが見え始めました。

「兆し」という言葉を覚えたことがなかったですが、気づいたら韓国語でもよく使われる言葉だったのです。なのでこれからどんどん使っていこうと思います。


切羽詰まる

切羽詰まる(せっぱつまる)とは、追い詰められて、どうにも逃げられなくなる状態を意味します。絶対に出会いたくない状況ですねw。ビジネスシーンでは、暇なときが続いたらいいですけど、時々は、うまくいかなくてどうしようもなくなるときもありますね。

例)
・このタスクはあまり切羽詰まったものではないのでのんびりやってもらえばと思います。
・スケジュールが切羽詰まっていますので、今日は残業しようと思います。

「切羽」という言葉を調べてみたら、刀剣を構成する刀装具のひとつであるのがわかってきました。その部分が詰まってしまうって、すごく困る状態ですよね。イメージがつけて調べてよかったです。


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