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2025年オーロラ鑑賞ツアー情報(イエローナイフ)

旅行日程

今回の日程は1月20日から1月26日までの7日間です。このうちイエローナイフ滞在期間は4泊5日でオーロラチャンスは4回、絶対観れますように🙏

基本情報

アクセス

成田からイエローナイフまではカルガリー経由で合計13時間ほど、私は長距離フライトが苦手な虚弱体質なのでカルガリーで一泊して体調を万全に整えてから現地に向かいます。

イエローナイフへはバンクーバー経由の便もあるのですが、カルガリー経由の方が安かった。

通貨

カナダの通貨はカナダドル(CAD)です。2025年1月20日時点で1CAD108円、たぶん日本で両替していった方がお得だと思います。(現地のATMで引き落としたら1CAD120円でした)

チップ

レストランやタクシーでは支払い時に端末にレートを自分で選択します。(10% ~ 20%)、スキップすることも可能。Uberの場合はアプリでレートを選択。

時差

日本と-16時間の時差、到着すると早速時差ボケで睡眠障害になります。オーロラ鑑賞は深夜なので時差と生活リズムの変化でわけがわからなくなります。日本が2日のときカナダは1日なんです。日本を出国したときは1日の夜なのにカナダについたら1日の昼なんですよ。いま自分は1にいるのか2にいるのかってなるんです。

気温

1月のカルガリーは最低-10℃ほど、イエローナイフでは最低-20℃とか。私は関東人なのでこれがどのくらい寒いのか全く想像がつきませんでしたが、意外と平気ですぐに慣れます。私がいったときは結構温かかった。

オーロラ観測情報

イエローナイフでは3日滞在すれば95%の確率でオーロラが観れるらしい。特に11月から3月にかけてオーロラの出現率が高くなるそうですよ。

日本人情報

現地は結構日本人ツアー客が多くて街中でたくさん日本語での会話が聞こえてきます。もし困ったら日本人を探してみてもいいかもしれません。

事前準備

航空券

成田⇄カルガリー(WESTJET)
カルガリー⇄イエローナイフ(WESTJET)

eTA(電子渡航認証)

電子渡航認証システム(Electronic Travel Authorizations:eTA)は、カナダ移民・難民・市民権省(IRCC)により2016年3月15日から義務化されています。日本国籍者がカナダに6か月以内の滞在をする場合は、査証(ビザ)は免除されていますが、空路でカナダに入国する際は、航空機に搭乗する前にオンラインで渡航認証を取得する必要があります。なお、カナダ政府は、eTA申請時には、一人当たり7カナダドルを課しており、有効期間は最長5年間、またはパスポートの有効期限までとのことです。

外務省

https://www.mofa.go.jp/mofaj/na/na1/page24_000587.html

オンライン申告

入国前に税関申告書をアプリで登録しておくと楽です。ArriveCANというアプリをダウンロードして必要な情報を登録するだけ。

カルガリー空港にkioskがあり、パスポートをかざすと事前に申告した内容が反映されます。時間を節約したい人は出発前に済ませておくことをお勧めします。

Kiosk

ホテル

カルガリー(1泊)
イエローナイフ(4泊)
カルガリー(1泊)

現地ツアー

Veltraで申し込んだオーロラ鑑賞ツアー(5日)、ホテルセットのプランもありますが自分で予約したほうが安いです。

ツアー催行会社はBeck's Kennelsという会社で日本人スタッフの方もいて安心です。犬ぞりとかアイスフィッシングなど、日中のツアーもあり。私は眠すぎて日中は完全オフでした。。。

ツアーには防寒具(ジャケット、パンツ、手袋、ブーツ)が含まれます。

空港とホテル間の送迎もしてくれます。

持ち物

  • ダウンジャケット

  • 暖パン

  • ボアフリース

  • ニット帽

  • 手袋

  • ネックウォーマー

  • 耳当て

  • 厚手の下着

  • ホッカイロ

  • スノーブーツ

  • ミラーレス一眼

  • 広角レンズ

  • 標準ズームレンズ

  • 三脚

  • カップ麺

  • カロリーメイト

  • 部屋着

  • 化粧水

  • 乳液

  • リップクリーム

  • 歯ブラシ

  • ポケットティッシュ

  • モバイルバッテリー

  • 充電プラグ

  • クレジットカード

  • パスポート

ツアー以外は移動かホテルで過ごす時間がほとんどだったのでそんなに寒さの心配はなかったです。室内は大体20度くらい。

持っていたてよかったのはカップ麺、夜中にひっそりと食べるカップ麺がなんとも言えない美味しさ。

オーロラ鑑賞後にホテルに戻るのは夜中の3時なのでお店は当然しまってます。日中にスーパーで買ってもいいですが、カナダは物価が高いので日本で安く仕入れて備えておくことをお勧めします。

現地のスーパー

お酒は現地の酒屋さんで買えます。

あと写真を撮るとき手袋を外さないといけないのでホッカイロは必須。

寒さでバッテリーの減りが早いのでモバイルバッテリーの準備も必須。

標準レンズは一度も使いませんでした。

オーロラツアー

1日目

ホテルにツアー会社がバスで迎えに来てくれます。

日本人と韓国人の合同ツアーでしたが、ガイドさんが日本語と韓国語で交互に案内してくれるので心配ありません。

現地に到着するとキャビンという小さな小屋があり、そこに荷物を置いたり簡易的なトイレを利用することができます。オーロラが出るまでは暖かい室内で待機できるので寒さの心配はありません。

それと紅茶、ココア、お菓子など飲み食べ放題です。あとガイドさんが作ってくれるスープがすごく美味しかった。

初日は日中から雪が降っていて空は曇っていました。オーロラは空が晴れている夜というのが観測の必須条件になりますのでバッドコンディションです・・・

残念ながら全くオーロラは見れず。。。

2日目

この日は快晴、早速うようよと曇のような煙のような白い光が見え始めました。オーロラというのは肉眼だと白く見えることをこの時知りました。初めて見た時は「ちょっと思ってたのと違う・・・」って思うかもしれません。

しかしオーロラ爆発の瞬間は圧巻で、カーテン状の光が真上に現れた時は言葉を失うほどの神々しい光景でした!

この時、来て良かったと思うと同時に生きてて良かったと心から思いました。私は比較的隠寄りの者なので、こんなに素晴らしい経験が出来たことで自分の人生に価値があると思えたのです。

自然に感謝、地球に感謝、太陽に感謝、宇宙に感謝です

そしてオーロラ鑑賞後のどん兵衛がどんな高級料理よりもうまい。お前高級料理とか普段食べないだろというツッコミはご遠慮ください

3日目

この日はほとんど韓国人のツアー客ばかりで日本人は私含めて2人だけ。

カナダの地でアウェーを感じながら1人黙々と写真を撮り続けていると、もう1人の日本人の方に話しかけられ、「Xやってますよね?」と言われビックリ!こんなに近くに私の投稿を見ている人がいることに驚きとても嬉しくなりました。

この日も無事オーロラは見れて良かったのですが、オーロラは突然現れるのでカメラの設定を準備しておかないと「あわわわっ///」てなります。

4日目

この日はずっと曇っていて星もほとんど見えませんでした、が、最後の最後で大きなオーロラ爆発が現れました。オーロラ鑑賞に大事なのは諦めないこと、本当に帰り際だったのでわからないものです。

なんと動画撮影にも成功しました。果たして設定が合っているのかわかりませんが、ISOを一気に20000くらいに上げて撮影してみました。タイムラプスで撮影する方法もあるそうなのですが、設定がわからず・・・

5日目

最終日はお土産を買ったりして過ごしました。私が買ったのはメープルシロップ、メープルティー、メープルクッキー。

空港だと高いのでスーパーで買った方がいいです。

あとイエローナイフ空港の売店はとても小さい。キツネの毛皮とかありましたが高くて手が届きませんでした。

狐の毛皮(300ドルくらい)

ランチはオールドタウンにある人気店「ブロックスビストロ」でバッファローのステーキを堪能。

味と食感は牛肉と同じであまり感動はなし、お魚の料理の方が美味しそうに見えました。

近くにはビールの醸造所もあってご当地ビールも楽しめます。

ご当地ビール

オールドタウンへはダウンタウンから1kmから2kmほどなので徒歩でも行けます。

歩いてる途中にキツネと雷鳥を見かけました。

おまけ

カメラ設定(ミラーレス一眼)

f値は最小(私は2.8)、ISOは1600 ~ 2000、シャッタースピードは8 s~ 10s。

現地はとても暗いので実際に撮ってみてモニターでチェックしての繰り返しになります。

フォーカスは暗くて目で見て合わせるのは無理だったのでオートフォーカスにしました。

ノイズリダクションで時間がかかる嫌な人はオフにしておいた方がいいかもしれません。

オーロラ爆発が始まると動きが早くて静止画では捉えきれなくなります、動画の設定も出来るように事前に準備しておくことをお勧めします。

カメラ設定(iPhone)

フラッシュをオフ、シャッタースピードを10sにして肘を固定して撮影するだけ。iPhoneでも意外と綺麗に撮れます。

RAW現像

帰国後に一番綺麗に撮れた写真をRAW現像して仕上げてみました。いつもJpegで加工してたのですが、RAWでMacに取り込んで大きな画面で編集するとやはりきめ細かさが違います。また一つカメラの腕が上がったような気がします。

旅費内訳

  • オーロラ鑑賞ツアー (63,089円)

  • 東京-カルガリー 航空券 (往復)+ホテル1泊 (122,550円)

  • カルガリー-イエローナイフ 航空券 (往復)+ホテル4泊 (135,190円)

  • 帰国時ホテル1泊 (10,925円)

  • 現地で使ったお金 (70,000円)

  • 合計 (401,754円)

旅の難易度

とてもイージーです。人生に一度はオーロラを観てみたいと思ってましたが旅を終えてみるとこんなに簡単に観れるのかと感じました。

現地の方は親切ですし英語圏なので会話はなんとかなります。ちなみに私は英検3級で会話は出川レベル。

お店はクレジットカード(タッチ)がほぼ使えるのと、スーパーはセルフレジもあるのでコミュ障にもやさしい。

Uber使えます。タクシーよりちょっと安い。

あとツアースタッフが日本人なのはかなり助かりました。おかげで安心して最後まで楽しめました。

HISのツアーとかなら航空券とホテル込みのパッケージもあるので面倒な人はそちらを利用してもいいかもしれません。(ちょっと高いです)

みなさん、ぜひ一生に一度はオーロラを観にイエローナイフに訪れてみてください。

この記事が少しでもお役に立てれば何よりです。

イエローナイフの素朴な風景

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