学祭速報備忘録終

激動の3日間が終わった〜〜!
お疲れ様でした。以下、備忘録です。

・オフスプ企画
ほぼストレンで構成されたオフスプ企画。彼らの技量からすればまあごく簡単なものなんだろうけど、特に篠田がかなり楽しそうにやってて本当に良かった。
なんか自分が入った時のE棟にはあーいうポップパンクをやる場所がなくて、というかシャバいみたいな風向きを感じたこともあり、これまでポップパンクの企画を組んだことがなかった。でも今回グリーンデイやらオフスプやらを楽しそうに後輩がやってるのを多く目にし、普通にやりたいな...とウズウズしてしまった。
本当に全部中学のときとかに聴いてた曲で、終演後にキモチ〜ってなってたらSEでモーターヘッドが流れ出していよいよ俺の中高生のときのipod miniかと思った。

・SPOILMAN企画
たつやの様子がずっとおかしかったというか心配になる感じで、ハラハラして見てた。シンカイが爆笑してて良かった。
というかたけざわがスポイルマンTシャツ着ててそんなに好きだったんだ〜と意外だった。

・加toe
加藤さん、誰?と思ったけどドラムの方らしい。技量を知ってる長内と大和田が上手いのはもちろん、ジャズオケから来たというテレキャスターの兄さんと加藤さんがマジでかっこよかった。
加藤さん、本当にドラム好きなんだろうなー。キチガイみたいに細かいフィルやヘンテコなタム回しをアヘ顔でズバズバ叩いてくのが本当に楽しそう!細かい微ミスみたいなのもきっとあったんだろうがそんなのお構い無しにニコニコで叩き狂ってた。それこそspoilmanのコピーとか誘ったら楽しくやってくれるんじゃないかと思った。

・トリプルファイヤー企画
犬飼企画1(ワン)。犬飼さん基本歌詞全覚えするし絶対間違えない人だからカンペ作ってて意外だった。たしかに覚えづらそう。
右手をあげた時だけボーカルに深いリバーブがかかるようにpaに指示してたっぽくて、そんなやり方もあるんだ、と。
「お前ら声あげろそんなもんかー」って言われて訓練されたファンがガン無視するやつができて楽しかった。

・ハローホーク企画
犬飼企画2(ツー)。めちゃくちゃ良かった。1枚目の青いやつしか聴いたことなかったし全曲覚えてます!みたいな聴き方してないけど、それでも好きな曲知ってる曲たくさんやってくれた。
犬飼さんがオルタナインディーあるあるの変な省略コードで弾いてたんだけど、あーいうのってどうやったら耳コピできるんだろう。すげー。ライブ動画の目コピ?それともあるあるのコードフォームみたいなのは一応あって共有されてるもんなんだろうか。
犬飼さんって小山田壮平的風貌とぱっと見の芸風でフォークの人だと思わそうだけど、オルタナインディーの人だよなあーと思う。あーいう切なさだったり少し不穏さを孕んだあったかい曲だったりが本当に似合う。書いてたら動画で見返したくなってきた。早くYouTubeあげてー!

・サニーデイ・サービス企画
1年生のコピー。普通に上手くてワロタ。ギタボも必ずしも簡単な曲ばかりではなかったんじゃないかと思うし、リズム隊2人もコーラスやりながら安定したプレイだった。
あとギタボの人のお母さんとお婆ちゃんが運動会みたいな三脚立ててビデオ回しててワロタ。これがハードコアバンドのコピーとかだったら大変なことになってたんじゃないか。

・ミクロ菩薩
直リハの合わせで回生をやってくれるファンサービスからそのままスタート。
1曲目はたしかインスト曲。菅野のベースがうねりまくる!新譜のミニアルバムにも入ってるっぽくて聴くのが楽しみ。
初日の野外ステージは初見にも向けて挨拶代わりのようなセトリだった印象だけど、3日目は今レコーディングも経て脂がのってる新曲たちも踏まえて全力の美味しいセトリで勝負!って感じだった。凄まじいアレンジや演奏はもちろんだけど俺は菩薩のメロディセンスがかなり好きで、なかでも好きな曲ばかりやってくれた感がある。
Twitterでも話題になってたけど陰と論、すさまじいアクトだった。永井が曲の途中jcのツマミをはちゃめちゃに上げ、ギターをぶん回し、マイクやらなんやらを蹴り上げ、暴れ狂う。それにともなってリズム隊2人の演奏やフロアも(暴れながらだけど)集中力が高まってく感があった。
約半年前のファズ研(半年前!?)のミクロ菩薩を見たとき、客の誰かが「元々すごく上手いバンドだけどこの半年くらい急激に熱がのってバンドが良くなってる。」って言ったのが耳に入ってきた。本当にそうだと思う。打ち上げ(何次会?もう分からないくらい酔ってた)で真と、永井の孤独やストイックさや攻撃性みたいなものが曲や演奏や態度にのってきて良かったと話した気がする。
E棟でいう「音楽が好き」は、よく見れば「音が好き」と「バンドという生き物が好き」に大別することができると思う。もちろん多分皆んなどっちも好きだけど、無意識に語用を使い分けていたりするんじゃないかと思う。
菩薩の、特に永井は、これまで音楽にストイックに向き合ってきたうえで、この1年くらいはすごくバンドの部分がグッと人の心に迫るようなプレイをしてくれる。
今打ち上げなど込みで全財産がマイナスなので買えなかったけど早く新譜買いたいなあ

・girl in red企画
さっきまで絶叫してギターぶん回しまくってそのまま退場してった永井が帰ってきてそのまま次の企画のセッティングに。ウケる。トリプルギターということで、永井のギターはDIに挿してた。本人いわく、直前までjc使ってたから音違いすぎてセッティングワケ分からなかったらしい。
曲は一曲目しか知らなかったんだけど滅茶苦茶良かった。トリプルギターの音が空間に飽和しそうでしきらない感じに、ボーカルの透き通った声が通る。三森先生、ノリノリでしたね。
実を言えばなぜかこの企画の最中はずっと気分が落ち込んでいた。こいつら、音楽やってるじゃん!となったからだ。なんというか、自分は音楽もバンドも大好きだけど、実際にバンドをしてみれば「楽器触ったことなくても気が合って面白いやつで集まって音を鳴らせば絶対カッコイイ!」とか「パンクバンドのチョーキングしかしないギターソロでなぜか泣いちゃう!」とか、そんなことばかりしてきた。勿論それには自信が120%ある。けど俺は音楽が大好きでもあって、この人たちがやってる音楽すげえ楽しそうだけど今の俺の力量ではそれができない、みたいな事実がミクロ菩薩からの流れも込みで眼前につきたてられ、なんか落ち込んでしまった。音楽、俺もやりてーよ

ここらから人が多く集まってきて雰囲気がよくなってきた。自分はいったん食糧調達の買い出しに...。脳死でphysmanが演奏中のアステロフロアに帰ったけど裏番組よく見たらラクーンや野郎共だったのでそっちに行ってもよかったな。

・ネジパ
新譜発表直後かつ、前日のスタ練で集中高まりきった脂がのったネジパ。
一曲目、ひらりょーボーカルでバックナンバーのカバー。バックナンバー!?と思いきや、こんな激アツ爆音なカバーになることないだろというアレンジに。原曲は知らなかったけどよく見るとベースがコード弾きをしていたりしたし、聴いた話では間奏の尺などもろもろ改造したらしい。ネジパのライブは映画的・劇伴的だとよく思うが、物語を貫く悲しみや別離への感情が提示されつつ、今後の不穏な展開を予期させるようなオープニングテーマになっていた。にしてもバックナンバーがオープニングの映画なんて滅茶苦茶予算あるな。東映が配給してる?
そのあとドラムがビートを刻みつつ簡単な告知のMC。こんなよくある方法でもこの中に位置付けると幕間のようにも見える。そして(たしか)流砂からの天気雨。
ネジパ、よくこのメンバーでバンドできるな、長谷井頭おかしいのかと思うこともあるけど、仮にこれが長谷井の私小説的映画だとすれば少なくとも今はこれ以上はないメンバーだと確信した。全員がすごくかっこいいアクトだった。

・ニモ
俺ニモマリもうなんか普通の目で見れないというか、自分にとって特別なバンドで、ますぎがドラムセットにつき、真とミッチーがマイクの前に立つだけで泣きそうになる。
彼らは自分の代のたった数ヶ月あとに入部した。後輩というよりは同期にかなり近く、同じ4年間を過ごし、同じアステロイズを見てきたといっても過言じゃないだろう。そんなアステロらしい彼らが、アステロで俺らが出会ったエモというジャンルをやってる。エモってなんであんなに青臭くて、ノスタルジックで、かつ走り抜けている感じがあるんだろうな。俺はもう最初のvalentineでこれまでの4年半のことが全部脳内をかけめぐってた。隣で猪股が限界すぎて五体投地してたけど、俺ももうずっと崩れ落ちたかった。
全然合わせられてないだろうに新曲もやってくれた。5曲入りミニアルバムの4曲目みてえな曲だった気がする。動画で聴き直そう。
3日間各々の好きなもの持ち寄ってぶっ通しでフロアライブやるなんて酔狂だと毎度思う。ジャンルもわりとバラバラだし、なんか長いし。でも終わってみれば(少なくともアステロとしては)大トリのNemo and Marlinのための祭りだったように思えてくる。5年も大学なんかいくべきじゃないけど、大学5年目の学祭の最後にこれが見れて本当に良かったと心の底から思った。ありがとう!

みんなでラッキーマンとドンルクを口ずさみながら撤収。撤収作業という現実的な作業がないと俺は2024年の学祭から抜け出せなくなってたかもしれない。

・0次会 サイゼ
溝井がきてくれて嬉しい

・一次会 道
照葉樹林が15杯運ばれてきて全員殺してここで死のうかと思った
シンカイの金玉蹴った中島が本気でブチギレられてた

・二次会 よいしょ
10005つ次会(いちまんごつじかい)まで打ち上げをすることを堅く決意。
酒井に電気蟻の「玉袋」の曲名の由来を聞く

・3次会 勾当台公園
来月の冬定までに10005次会まで打ち上げきるには1人あたり1日25次会する必要があることが分かり絶望
ここで全財産がマイナスになった
凍えながら牛丼を食う

・4〜9次会 勝山公園
経緯は忘れたけど朝5時の勝山公園で9次会の一本締めをした気がする

・10005次会
5時間ほど寝てアクアイグニスに直行。
その後心温食堂で「分厚すぎるカツ丼」と「デカすぎる唐揚げ1個」(原文ママ)を注文。カツは分厚すぎて天井ぶち抜いてたし、唐揚げはデカすぎて隣の道ふさいで渋滞起こしてた。
ドカ食いして昇天する真を激写し、可愛いしなんかもうこれで10005次会ってことでいいか、ということになり帰宅。


アクアイグニスへの往路で気がついたけど完全に風邪を引いた。
自分の中で無敗神話があるウコンのチカラsuperを貫通して二日酔いだったのでおかしいなと思ったけど、風邪引きながら朝6時頃まで飲めたのはやっぱりウコンのおかげだろう。
うつしたのかうつされたのか分からないけど皆さん風邪には気をつけて。

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