学祭速報備忘録2

体力ないのに暴れすぎて酒に弱いのに大酒飲みの人の気持ちが初めてよく分かった

・俺(本物)
ニーネ企画から見たかったけどモー娘。がギリギリすぎたりなんだったりで3時間仮眠とろうとしたら7,8時間寝てしまった。寺岡とかに起こしてもらうよう頼めばよかった。せめてf研柴田聡子企画は見たいと思って行ったが間に合わず...自分の出番からになった。
1曲目 ぼく、ロックンロール、BAND/倉内太と彼のクラスメイト
最近よく好んで聴くフォークアルバムから1曲。俺を知ってて歌詞を書いたような、まるで俺にオーダーメイドで作ったような曲。もっとフォークギターを弾ければよかったんだけど、でもこれはこれでって感じでできて良かった。
2曲目 ハイウェイ/ The Ugoes
何も言うまい。ただ、あの時の衝撃を俺は忘れないよと思う。
3曲目 リボルバー/けむり
工夫せずギターと歌だけでちゃんと美味しいけむりの曲ってあんまりない感じがする。リズム隊が美味しくしてくれてる部分が大きい。あと実は俺がけむりの曲で1番好きなのはリボルバー。
裏番組の市街屋弾き語りなにやってたんだろう。彼の弾き語り好きなんだよな。

・B-DASH企画
ちょ。と一曲目の「僕らの中で輝いている♪」のやつ以外知らなかった。正直コミックバンド的なアレで見てたけど、こんなに良い曲たくさんあるんだという発見がある。
3ピース歌ものパンクバンド(メロコアとは違う)としてすごい良い。どうしてもギターはバッキング中心にならざるを得ないなかで、良いメロディとシンプルなコードの弾き語りに対して、ベース、展開、速いエイトビート・ツービートで楽器としての旨みをつけていく。中野のベースよかった。自分ちとの共通点を感じる。ハードコア的な曲もチョーかっこいい。しっかり聴きます。

・モーニング娘。
暴れすぎて自分でも何やってるかよく分からなかったけど明確な改善点はもう何点も見つかった。
特に2曲目はなあ〜〜〜〜〜〜2日前にできたとはいえ改善点が山盛り。ただ今後美味しくできる予感はする。端的に言うと、とある銀杏BOYZのパクリバンドの好きな曲とモーニング娘。の恋愛レボリューションとスレイヤーのreign in bloodを悪魔合体させた。は?
経験上、誰がどう暴れて誰がどのように演奏における良心となるのかっていうのは人が暴れるバンドにおいてはちゃんと打ち合わせしておいた方がいい(それはダサいという気持ちを抑えつつ)。今回はそれがうまくいかなかった感はある。まだ曲も手に馴染んでないし練習入らないと。
3曲目は自信ある。良い曲。爆音でランシド聴いて♪
ここで体力を使い果たしたのが運の尽きだった。特にこのバンドはステージングももっと考えたいな。小林さんの動画とかオータカさんの動画沢山見よう。

・うちわ(本物)
けむりがコンセプトありきのバンドであるがゆえに俺も内和もそれに合ったものをひねり出してるけど、内和そのものから滲み出るメロディってすごく素朴で"内和らしさ"があるんだよな。彼の今回の3曲はそれを全面に押し出したものだったし、そしてそれがユニゾンに由来するものだってことも分かった。ユニゾンって職人芸的な超絶旨みが強いポップなアレンジばかりイメージが先行するけど、あーやってメロディとコードと詞だけ抽出したときに物凄い強度だっていうのは内和から教わったことだ。

・電気蟻
なんか今日をもって「お金玉サーブ」に改名するらしい。え?
それはそうと、曲すごい良いですよね。此下さんが発狂してた頃とは作風が大きく変わったけど、狙いもはっきりしていて、俺はかなりドンピです。だからこそもっと堂々とやって!!と思う。あの感じで緊張しいなんだろうな、酒井。最前で見てたけど脚がプルってた。俺もそうだからよく分かる。
あと、ギター2本の音の棲み分け?がブンタイっぽい。なんか本人ら的にも今ちょうど色々試行錯誤とかしてるんだろうなー。頑張れ!

・ティーンズ企画
サイコーや。本当に曲がいいしサイコーのめんつ。というか雄太郎がボーカルしっかりとるのってレアだなーなんて思って見てたけど普通にめちゃ良かった。
あとギターソロちゃんと全部弾ききってて犬飼さん顔なくなってた。

・神聖かまってちゃん企画
めっちゃ良かった。かまってちゃんらしさの核ってキーボードの音色とフレーズ感、あと歪みすぎだけどペターっとしてうるさくないギターだと思うんだけど、それがそのままだった。高橋、野球もうまいしギターうまいしキーボードちゃんと弾けるのかよ。あとたけざわがバイオリン?弾いててビビった。皆んな多才だな、というか音楽的なバックボーンがあったうえでギターに辿りついてんだな。俺はそういうの無いしギターかっけー!ってところからギターをかなり遅く始めたからコンプレックスがある。
話をこの企画に戻すけど、あえてあと1つトピックをあげるとしたら猪股のステージングがグレイトだった。俺は俺の身体を操るのが上手いほうではないし、まして見られるために身体を操るなんて難しい。衝動をギターにぶつけて、なおかつカッコよく、そして周りが盤石だから少しの破綻が気持ち良いというある種の理想だった。自分の世界があるうえでこういうことを地味にさらりとやってのける猪股のある種の器用さが光っていた。

・カゲプロ企画(ff)
神聖かまってちゃん終演後、ダッシュでffにメカクシ完了しに向かった。
化け物みてえなクオリティだったし、懐かしすぎて...........と思いきや、そんなに実は懐かしくなかった。いや勿論知ってるけどという有名曲ではあったが、自分が中1のときに気が狂った曲はほぼやってなかった。1曲目の夜咄ディセイブくらい。
ギターロックというよりはゴージャスでストレートなポップナンバーが多かった。たまにアステロの人とカゲプロについて話すことがあるが、そこでは「これって名曲だよな!」というのがかなりの精度で一致する。なんか各団体の色が出て面白い。あんなクオリティではアステロではできないかもだけど、もしアステロでやったら全く異なるセトリになるんじゃないかな。
水野さん、優勝。

・die eliminator
圧巻。俺らのボルテージもあがってたけど、彼らはもうオールウェイズ120点のフロアライブが出せてすごい。
暴れたいし身体は動くしでも音楽は音楽として聴きたいし滅茶苦茶だった。
寺岡がドラムの返しにのってストライドのCMみたいになってた。
つくづく、例えばけむりは自分たちが動くショーを作りたいけど、ディーエリはオーディエンスを動かす空間を作りたいんだなと思うし、少なくとも身内ではもうそれができていてすごい。

疲れてこの辺から記憶飛び飛びに。


・けむり
開演時点で、もう疲れて何もできない、風呂に入って寝よう以外の感情無し。
ぼったちで演奏だけに集中するという手はあったし、それできっとそれなりに皆んな盛り上がってくれるだろうし、75点くらいはそれで叩き出せたんじゃないかとは思うが....。
理由が2つあってフルスロットルで始めた。1つ目が裏番組が各所で進行しており、開演のタイミングで人があんまりいなかったこと。
2つ目が、今回の自分のテーマに「コミカル」があったからだ。現状、自分はけむりにコミカルさを求めている。自分で動いているイメージより動画で見ると動けていない。動けていないというより小ぢんまりと見える。大袈裟で馬鹿らしいからこその「コミカル」なわけで、今回は大袈裟にやってみようと試みたかった。自分は気を抜くとシリアスになりがちだ。でも俺が好きなロックンロールとはいつでも大袈裟で馬鹿らしかった。ロックンロールとは歴史上唯一、真剣に平和や愛を託されたポップス(ここでは一般に大量消費される娯楽音楽)だからだ。そんなの滑稽だし大袈裟だし馬鹿らしいとも見れるけれど彼らはそれを大真面目にやってしまうのだ。特に日本の輸入ロックンロール歌謡は換骨奪胎されさらに馬鹿らしくなるのは別の話だが.......話を戻せばそんな音楽が俺は大好きだ。だからこそ「ピンクのキャデラック、跳ねるリズム、あとは君のチューさえあればロックスター 愛も平和も間に合ってるぜ」と歌うのだ。話を戻すと、俺はもっとけむりを大袈裟で馬鹿らしく、要はコミカルにしたい。
(曲だけでは何も伝わらないのではという自信のなさもちょーーーーーっとあるけど)
ただ蓋を開けてみれば今日のコンディションでそれに挑戦したことで演奏をかなり代償にしちゃった。後悔はしてないしこんなこと言うもんじゃないけど55点だった。まあカチっと曲を聴かせるのは音源で出す(つもりだ)し、ライブはライブ見せたいものを見せたいなー。そしてライブで「こう見せたい」をそのまま提供し受け取ってもらうためにもっと練習して試行錯誤しなきゃ。(周りについて、それがすごく早い2年目とかの段階でできてるの本当にすごいと思うし尊敬している)

・特に見たかったけど見れなかったリスト
ニーネ企画、バイン企画、ヒトリエ企画、does企画、柴田聡子企画、市街屋、巨大学生、tokio企画、ネバヤン企画
身体2,3個くれ。

全体的にステージの見せ方についてずっと考えてた2日目でした。

これで出番は終わり。全体的にキャパ超えて手を広げすぎて全部中途半端にしちゃったな。俺はずっと皆んなみたいにかっこよくギターを弾きたいし憧れてる。本当に。
風呂入ってちょっと飲んで早めに寝て明日に備える!

いいなと思ったら応援しよう!