ストレスとの向き合い方
今、イスタンブール空港でこれを書いています。海外出張の準備と、国内での普段の仕事やプライベートで立て込んでいたので、更新が遅くなりました。
その間、いろんな方にフォローやスキをいただき嬉しく思います。更新の励みになりますので、この場を借りて感謝いたします。
さて、本題に入りますが、みなさんが日々心がけている大切なことは何でしょう。いろんなレベルで言えるかと思いますが、私が最近心がけているのは、「ストレスをためないように」です。
当たり前じゃん、と思われるかもしれませんが、この意識づけにはかなりの効果があるとわかってきました。
普段、私たちは、私たちが想像している以上にストレスに鈍感です。「ストレスをためないように」。これを意識していないと、意外とストレスのたまる行動や、感じ方をしてしまうことが多かったりします。
例えば、ちょっと嫌な人とやり取りせざるを得ないシチュエーションがあったとしましょう。特に何も意識せずにその人と向き合った時、その人の嫌なところが目について、うんざりしてしまうような経験は誰しもあると思います。
しかし、「ストレスをためないように」を意識できていると、今からストレスを感じるかも、という感覚を客観視できるので、かなりストレスを軽減できます。その人を面白がるでもいいし、別のことに意識を逸らすようにしてもいいし、いろんなやり方があります。大切なことは、今から起こることについて備えていれば、全く備えていない場合と比べて驚くべきほど違いがあるということです。
例えば、このクソ暑い夏の日に、外に出なくてはならないような、不意の用事が舞い込んできたとしましょう。外に出たら、すぐにあせがふきだしてきます。そして、しばらく歩いた後に、家にうっかり忘れ物をしたことに気がついたとしたら。おそらくこんなどこにでもありそうなシチュエーションにおいても、「ストレスをためないように」を常から意識していた場合と、そうでなく無防備に感情の変化にさらされた場合では、随分と結果に違いがあるはずです。
論より証拠ですので、ぜひ、意識してみてください。これは、嫌な人と対峙するときだけではなく、およそあらゆる日常のシチュエーションに応用できます。
例えばかりで恐縮ですが、ちょっとしたミスが重なり、普通よりも随分時間がかかってしまい、締切ギリギリになってしまった場合を考えてみましょう。駅で誰かが派手にぶつかってきた場合でもいいです。ネットの注文がうまく行かなかったときでも。「ストレスをためないように」を日々意識するだけで、驚くべきほど生活に変化があるのを感じると思います。
そのうち、ストレスに対する能力が上がってくるので、よりストレスがかかるような状況にも対応できるようになります。その結果、できることが増えます。ストレスに対処する力が向上することにより、さらにストレスがたまりやすいと思われることにチャレンジできるようになるなんて、ある種の矛盾だと感じられるかもしれませんが、個人的にはマジで効果を実感しています。
また、ストレスは無条件に悪いもの、というわけでもなく、人生のスパイスともなり得ます。ストレスのない人生は刺激がない、さりとてストレスがたまると苦しいという矛盾した二律背反を人は抱えて生きているものです。
私としては、人生にある程度の刺激は欲しい。ですが、その刺激は時として肉体や精神を苦しめることにもなります。ですので、日常的にストレスコントロールを意識することで、ストレスへの対処能力を高めていく。
これにより、さらに刺激の強いチャレンジングなことなの付き合うキャパが涵養されていき、自分のキャパの範囲で、より人生を豊かにしてくれるような体験を楽しむことができるようになると感じています。全て経験ベースですので、もしかしたら誰にでも当てはまる考え方ではないかもしれませんが。
最近、個人的に効果のある考え方として発見があったので、皆さんにシェアしたいと思い投稿しました。引き続き、よろしくお願いします。