レベル１のニューヨーク旅行(2/3)【要領悪いアメリカ留学53】

2024年12月10日 16:44

⚠️この記事は2001年9月11日に発生した、同時多発テロ事件に関する言及があります、ご注意ください⚠️

『あたし、ニューヨーク行ってくるわよ。』
同僚にそう告げると、四面楚歌の、楚の歌がNY情報バージョン。
事前にいろんな人がおすすめを教えてくれる。
挙げ句の果てに、同僚の旦那の友達（食通）から大量のおすすめリストを頂くなどしたので、貼っておきましょう。

Pizza:
- L’Industrie
- Mama’s Too
- John’s Of Bleecker
- Paulie Gee’s Slice Shop
- Scarr’s Pizza

Mexican:
- Carnitas Ramirez
- Los Tacos No. 1
- Birria-Landia

Chinese/Taiwanese
- House of Joy
- Sun Sai Gai
- Wah Fung
- Tonii’s Fresh Rice Noodle
- Tasty-Hand Pulled Noodles
- Mei Lah Wah
- 886

Sandwich/American/Diner
- Al Antico Vinaio
- Faicco’s Italian Specialties
- 7th street burger
- Golden Diner

Other?:
- Tradisyon
- La Caridad 72
- Saigon Vietnamese Sandwich Deli
- Casa Adela
- Basically any Bodega/Deli to try a chopped cheese, though my classic was NYC FINEST DELI

Bagel:
- Popup Bagels
- Tompkins Square Bagels

Bakeries:
- Frenchette Bakery

Ice Cream
- Soft Swerve
- Caffè Panna
- Van Leeuwen
- Morgenstern’s Finest Ice Cream
- Chinatown Ice Cream Factory

名前知らないメキシコ（？）の方、ありがとう

ここから、ニューヨーク旅行2日目の話。
まずは「自由の女神」を目指します。
この日は朝ごはんを食べるモチベーションが上がらなかったので、予約していた9時ごろのフェリーに間に合うようにホテルを出ました。
フェリー乗り場は少々分かりづらく、初め、別のフェリー乗り場に行ってしまったけど、途中で「なんで行き先が複数あるの？専門の乗り場のはずなのに」と気が付き、事なきを得ました。

国連もそうでしたが、フェリーに乗るのにも、いちいち荷物検査。
サンフランシスコのフェリーとは違う雰囲気に少しビビります。

離れていくマンハッタン、付いてくる海鳥、そんな景色を眺めていると、見えます、あの方が

女神様のおられるリバティ島に着くと、ツアー付属の音声ガイド（日本語あり）と共に探索が始まります。
日本の島にほとんど行った事ないから例えられないけど、30分かからずに一周できてしまうくらいの小さな島。
中には博物館（無料）と自由の女神に昇る有料オプションがあります。

自由の女神に別れを告げて向かったのは、少し早いお昼ご飯。
同僚に「めっちゃ並ぶけど、めっちゃうまいよ！」とおすすめされたサンドイッチのお店『Katz's Delicatessen』へ。

後々調べてみると、若い女性インフルエンサー（？）みたいな人たちがYoutubeで世界一のサンドイッチとしておすすめしてて少し萎えた👿

これが本当に美味しい！！
パンはボソボソのアメリカのパンって感じなんだけど、中身がすごい！！
これ、日本の食パンで作りたいよ！！！

なんとなく、「ブルックリン」に行ってみたかった。
ニューヨークの街は細かく言うと、マンハッタン、ブルックリン、クイーンズなどと区分があります。
名古屋で言うとこの栄、名駅・ささしま、大曽根、緑区みたいなとこだろうかしら？？

倉庫街がどこかはあまりよく分からなかったので、とりあえず橋を渡ってみることに。
この橋は1883年に建築された洗練されたデザインの橋で、アメリカで最も古い吊橋の一つらしい。

博物館や美術館で魂を揺さぶられるような衝撃を受けたことはありますか？

高校生の頃の修学旅行。
愛知県の田舎の公立高校に通っていた僕は、京都と神戸に行くことになりました。その時、初めて行った、阪神・淡路大震災記念人と防災未来センターは、4年前に神戸に住んで改めて行くまで、正直、トラウマスポットでした。

博物館なども事前にチケットを取っておくのに限ります。
9/11 Memorial & Museumは長蛇の列。しかし予約をしていたので、すぐに入れました。
ご存知のように9/11は世界にインパクトを与えたテロ事件です。
まだ小学生だった僕は、当時の臨時ニュースを父と見ていて、この世のものとは思えませんでした。
グラウンドゼロ、崩落した世界貿易センタービルの跡地に建ったこの博物館は、それぞれの航空機のハイジャックの記録、世界貿易センタービルの様子、崩落後アスベストに包まれたマンハッタンの様子など、非常にリアルに記録されていました。

圧倒的な凄惨な記録の前に僕は何を話せばいいのか分からなくなり、ただただ記録を見ていました。

9/11の記憶を引きずりながら行ったアメリカ自然史博物館は、正直、何も入って来ませんでした。
サンフランシスコのCalifornia Academy Of Sciencesより大きく、
ワシントンDCのSmithsonian National Museum of Natural Historyより小さいといった印象で、ちゃんと記憶に残っているのは、NYがいかにりんごの名産地になったか見たいな展示があったことのみです。

アメリカ自然史博物館はセントラル・パークに建っています。
夜ご飯をピザにしようと決めて、ホテルとセントラルパークの間の店を目指します。
セントラル・パークは馬鹿でかい公園（語彙力w）
栄のセントラル・パークと違って、ちゃんと緑で、おしゃれカフェとかもありませんでした。
とはいえ、途中でなんかDJイベントみたいなのやってたり、馬車がいたり、端の方ではビル群が顔を出すなど、なんだか不思議な取り合わせでした。

ご飯を食べて向かうは、「ロックフェラーセンター」。
多くの人に「NYの夜景観るならここだよ！エンパイアは混むから！」と言われました。
しかし、結論から言うと、エンパイアステートビルディングの方が100倍おすすめですw

エンパイアステートは予約の時間に対して30分前とかでも入れてくれますが、ロックフェラーセンターは厳格に予約時間でないと入れてくれません。
中の展示もそれほどで、ある意味、展望台としてのシンプルな運用です。
唯一のいいところは、ロックフェラーセンターからのNYの夜景には、エンパイアステートビルディングを望むことができるという点です。