見出し画像

【読書】レッドクローバー

みなさんこんばんは。
今この記事を書いているのは新幹線の中※週末からの時差投稿です。
あぁ、娘はまだ起きているけれど、まとめて記事が書ける時間って素敵…✨

さて、今回はこちらの本をご紹介。

あらすじ

『あの日、君は何をした』『彼女が最後に見たものは』シリーズ累計40万部突破の著者、最高傑作ミステリ。

まさきとしかが……いよいよ、くる! 


家族が毒殺された居間で寛ぎ
ラーメンを啜っていた一人の少女。
彼女が──家族を殺したのではないか。
東京のバーベキュー場でヒ素を使った大量殺人が起こった。記者の勝木は、十数年前に北海道で起こった家族毒殺事件の、ただ一人の生き残りの少女――赤井三葉を思い出す。あの日、薄汚れたゴミ屋敷で一体何があったのか。
「ざまあみろって思ってます」
北海道灰戸町。人々の小さな怒りの炎が、やがて灰色の町を焼き尽くす――。

『あの日、君は何をした』『彼女が最後に見たものは』シリーズ累計40万部突破の著者、最高傑作ミステリ。
Amazonあらすじより

所感&報道の裏側はわからない

まさきとしかさんは初読み作家さんでしたが、Kindleの日替わりセールで安くなっていたのと、帯に惹かれて購入しました。
決して楽しい話ではありませんでしたが、過去と現在を行ったり来たりする中で事件の全容が徐々に明らかになる様子に、ページを捲る手を止められなかったのも事実。最後のどんでん返しにもびっくりしました!私の根が単純っていうのはあるだろうけど(笑)

こうやって報道に踊らされる部分は今もあるんだろうなぁ。

あとは、子にとっての母親がいかに大きいか、ひしひしと感じました。
親にとっては何気ない事でも、子どもにとっては大事だったりしますもんね。子どもの狭い世界ではなおさら。

子供を愛さない親はいても、一度も親を愛さない子供はいないんじゃないかな。だから、もし長女がほんとうに親を殺したのだとしたら、その子のほうが先に心を殺されたのよ。
P213

何だかグッときますよね。
出来ればこのような思いを子にさせないように。この本に出てくる母親たちは結構悪いように描かれていましたが、勝木の妻美和子の母親の行動のように、子にトラウマを与える可能性は十分にあると思います。

子に優しく接するためにも自分のメンタル大事!これからも自分を労りつつ、大好きな娘への愛を捧げていきたいと思います。

もし興味を持たれた方はぜひ読んでみてください(^^)

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集