【読書】クローズドサスペンスヘブン/五条紀夫

みなさんこんばんは。
お盆休みな方もそうじゃない方もお疲れ様です。

私は今日スタバに来ているのですが、突然の豪雨に降られてめちゃ濡れました。
ビショビショな前髪を晒しているのがとても恥ずかしいです。。。。

さて、今回はこちらを読みました。

あらすじ

湊かなえ、道尾秀介、お墨付き!! ――天国は殺人現場でした。
新潮ミステリー大賞最終候補、面白すぎて異例のいきなり文庫化!

俺は、間違いなく殺された――。なのに、ここはどこだ? 気がついたら目の前にはリゾートビーチと西洋館。姿の見えない配達人から毎朝届く不思議な新聞によると、ここは天国屋敷で、現世で惨殺された6人が記憶をなくした状態で天国に返り咲いたらしい。俺は、誰だ? なぜ、誰に殺された⁉ 館ものクローズドサークルに新風を吹き込む、“全員もう死んでる”系ミステリー、爆誕。

全員既に死んでいる「あきらめ」が通奏低音という、新しい読み心地がもたらす独特な哀しみとおかしみ。この上なく美しいラストシーンが秀逸。――道尾秀介
夢中になって読みました。全体を通じて破綻した箇所が見当たらない、完成度の高い作品だと思いました。――湊かなえ

Amazonあらすじより

所感&すごい設定!!

まず主人公が死ぬシーンから始まり、すぐ天国に移動するのですが、
そこでのクローズドサークルが始まり…?!
もう設定からすごくないですか?笑

思わず引き込まれる設定と、それに負けない登場人物たち。
道尾秀介さんのコメントにもあったのですが、
みんな死んでいるからこその「あきらめ」という軽さが全体を通してとても面白く。
シリアスな場面なのに、妙な軽さがあるというか。
でもふざけている訳じゃないんですよね。
それがまた良い。

とはいえ、ミステリーとしてもちゃんとしていて、
最後の謎解きシーンは驚きでした!
これを読んで、最近ミステリー熱が再燃している私。
次は何を読もうかなー。

ミステリー好きな方も苦手な方も
読みやすい本でした。
ぜひ読んでみてくださいー♪

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