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今日は世界早産児デー✨
今日は世界早産児デーです。
馴染みがない方も多いのでは?という事で、今日は早産児デーのご紹介!
世界早産児デーとは?
11月17日の世界早産児デーは、早く生まれた赤ちゃんたちとそのご家族が抱える課題や負担に対する意識を高めることを目的に制定されました。早産児のお母さんがドイツで立ち上げたヨーロッパ NICU 家族会(EFCNI)が、2008年にキャンペーンを始め、世界中の家族会の協力でグローバルなムーブメントとして広がりました。現在は、世界保健機関(WHO)、ユニセフ、セーブ・ザ・チルドレン、国際新生児看護学会など多くの国際組織や学術団体、企業の賛同を得ており、日本からは新生児臨床研究ネットワーク、日本NICU家族会機構(JOIN)、日本新生児看護学会が協賛しています。
2008年から始まっているとは知らなかった。意外と新しいんですね。
毎年テーマが違う事も知らなかったです!
多様性と思いやりを表す紫色に加えて、靴下が並ぶイラストは、世界早産児デーのシンボルとなっています。9足の赤ちゃんの靴下の間にある1足の紫色の小さな靴下は、世界中で10人に1人の赤ちゃんが早産で生まれていることを象徴しています。
10人に1人って、なかなかの割合ですよね!
調べてみたところ、日本では早産児の割合は9.4%だそうで。世界と同じくらいなんですね。ひとつだけ小さな紫色の靴下に愛おしさを感じます。
生まれたときの体重による分類では、2500g未満を「低出生体重児」と呼び、さらにその中で1500g未満を「極低出生体重児」、1000g未満を「超低出生体重児」と呼びます。
日本では出生数が減少しているものの、低出生体重児の数は毎年増加しています。全体の出生数に占める低出生体重児の割合は、40年前は出生の5%前後でしたが1)、現在は9.4%(2019年)にまで増加しており、世界平均の6.6%(経済協力開発機構37か国 )2)と比べても非常に高い数字です。これは、不妊治療による双子や三つ子の赤ちゃんが増えたことや、新生児医療の進歩により、超低出生体重児の赤ちゃんも救出できるようになったことが大きな要因として挙げられます。
40年前は5%だったんですね。それだけ医療が進んだのですね、きっと。
2022年のキャンペーンスローガンは“A parent's embrace: a powerful therapy. Enable skin-to-skin contact from the moment of birth.”(家族との触れ合い:大切な治療 生まれた時から肌と肌の触れ合いを)です。子どもたちとご家族が生涯にわたって健康に、そして心豊かに過ごせる社会をつくっていきましょう。
生まれた時から肌と肌のふれあいを。
素敵な言葉ですね。
娘が生まれた時、ほんの小さな赤ちゃんで、すぐにNICUに連れて行かれてしまったけど、少しだけ顔の横に連れてきてもらった時に指を優しく握ってくれたのは今でも忘れられません。
世界中の早産児ちゃんに幸あれ!!
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私が娘のNICU入院時に読んだ本の紹介はこちら。