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絵本 昔話
小さい子どもにはたくさん絵本を読んであげた方がいいってよく聞くから、たっくさん読んできた。
昔ながらの定番『はらぺこあおむし』『ぐりとぐら』『きんぎょがにげた』『いないいないばぁ』
新しいけど、繰り返しがあって聞きやすい、覚えやすい『りんごりんごりんご』『せんろはつづくよどこまでも』『ぎゅ』
たくさん読んだつもりだった。
そしたら、目から鱗な事が起きた。
子どもが通う幼稚園のPTA研修会では毎年わりと著名な方をお呼びしての講演会がある。3年ほど前かな?その年はあの、私の愛するオザケン !のはずはなく、オザケン のお父様、小澤俊夫さん。
ドイツ文学者であられると同時に日本の昔話にも造詣が深く「小澤昔ばなし研究所」もされている。
私はついつい上記のような幼稚園の先生になるための学校で学んだような絵本ばかり選んでいた。が!小澤先生が講演会の最後に『うまかたやまんば』を暗唱してくれた。
まーーーーー!!びっくり!!
テンポのいい事、情景が浮かぶ事!
そういえば、昔お母さんがこれ読んでくれたな!そうだ!これ!怖かった!怖い怖い!でも、忘れられない。また読んで欲しい。怖い怖い!
おかあさん、あのこわいやつ、よんで?
一気に記憶が蘇った。
うまかたやまんば、おいてけぼり、三枚のおふだ…
あの絵本の挿絵の怖かった事。やまんばの追いかけてくるあの形相。
日本で昔から話し継がれてきた「昔話」
これは継承せねば!!
早速、小学校の読み聞かせボランティアでやってみる!!と張り切る!
そんな時にインフルエンザ…私が…
ほらね、張り切るといらんことにならない。
で、友だちに代打で「うまかたやまんば」を4年生に読んでもらった。「すごく真剣に聞いていたよ」と。
私もその反応がみたい!と次の年に2年生でやってみる。『こわーーーい』『しってるーー』『こんな昔話、しらないよ。桃太郎とか、金太郎なら知ってるけど』と反応は様々だったが、あの恐ろしい形相のやまんばにみんなが息をのんだ。
しめしめ。この反応が見たかった!
みなさん、どうでしょう?
「はらぺこあおむし」もとっても素敵です!是非読んであげてください!!
そして、乳児にはちょっと…なので、幼児になったら(5歳ぐらいからかな?)是非とも小澤俊夫先生の昔話を!
お母さんの声で子どもは記憶します!
お子さんに、お母さんの声の読み聞かせの記憶を!!
PS.頭のいい子になるかって?…それは知りません。オザケン は天才だけどね!