終わりは、はじまり
昭和から平成になる頃のことは、よく覚えています。
放送業界で仕事をしてきたこともあって、色々な話が遠くからも近くからも聞こえてきていて、今回のように平成最後の日を、皆が意を決して迎えるおようなことではなかったので、振り返りの音楽番組などもなかったし、とても厳粛な空気が流れていました
終わりが来る。
ということは、はじまりがある。
ということです。
私は過去を振り返るよりも、これからを、一人一人が考えていかなければいけないのになぁと思いながら、テレビでの平成振り返りを眺めています。
なぜかというと、私はこれからの令和という時代は、日本にとっても、人類にとっても、私たち日本人にも、転換点になるであろうと思っているからです。このまま日本は衰退の一途を辿るのか。といった、重要なことを決めていかなくてはならない時代になるような気がしてならないのです。
今、この国には、改革を本気で推し進めるだけの力のある人がいるとは思えないのです。もしいたとしても、旧態依然の政治家達が自分たちの利益のために席を譲ろうとない状態です。
固定観念に抜け出せない今の政治家、政治体制では、様々なことが間に合わなくなるのではないか。という懸念しかありません。これは政治に限ったことではありません。旧態依然の組織にも同じことが言えますね。
以前、日本という国は、市民革命で出来た国ではない。という記事を読んだ記憶があります。
革命はこれからも起こせないかもしれない。
それでも、これからの日本を立て直すには、国民一人一人が変化をしていかなければ、いけないのだと思っています。それしか、先細りの日本や、企業や業界を活性化する術はないと思っているからです。
「変わらない」「変えられない」と口にするのは簡単です。
そういう人ほど、行動が伴っていません。
でも、それではきっとこの国の終わりがどんどん近づきます。
こんな訳で、はじまりが近づいていても、私にはあまり歓迎ムードはありません。
終わりは、はじまりです。
あなたにとっての平成を振り返り、
それ以上に、次の時代をどう生きたいのか。
どんな社会になったら、
どんな環境になったら、自分はもっともっと生き生きできるのか。
を、考えてみて欲しいなと思うのです。
そして、行動に移せる人が増えるといいなぁ、と思います。
行動した人だけが、違う景色をみることができるはずだからです。
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平成を振り返るNHKの歌番組を見ながら、この30年で人生が変化してきたであろう人たちを沢山見ました。
私が、インタビューをさせて頂いた方々もたくさん、いました。
中には亡くなった方もいらっしゃいます。
年を重ねること。環境が変わることの変化。
命のこと。たくさん考えました。
私達の命は1度きりです。
そして明日はもしかしたら来ないかもしれません。
今日出来ることを精一杯やっていこう。
そんなことを考える平成の終わり間近の夜です。
今日も最後まで読んで頂きありがとうございました。
また明日。
同じ場所で。
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