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いつもと違う、でも懐かしい場所へ

私は時々、いつもの自分をほんの少しだけ変化させたくなるのだ。
理由は何もない。
ただ、「同じ」が急につまらなくなるだけだ。いつも新鮮に、この世界を見ていたいからだ思う。

今日は、韓国語の教室の後、久しぶりに上野の町を歩いた。
いつもなら、教室から駅へ、そして家への道を辿るのを、少し変えてみたのだ。
4年前の春から夏、私は一生懸命に人の笑顔をカメラにおさめ続けていた。上野の不忍の池公園の辺りや、浅草や、イベント会場に仲間と良く出かけて笑顔の写真を撮影していた。
記憶の中の私が立っている場所へ、4年後の私を立たせてみた。
時間だけが過ぎたその場所は、なんだか、私が歴史に刻まれたみたいに不思議な感じだった。

いつもの自分を少しだけ変える方法は、通る道を変えるだけじゃなく、いつもは選ばない方法や、選ばないものを選んでみるなんていうこともある。

今日は、それがなんだかとても心地よかった。
人の心は不思議だなと思う。新しい風が必要なそのタイミングを見失わなければ、心は案外素直に、一息入れて、進んでいけるものだ。

途中、本当に風が変わった(笑)
冷たい風が吹いてきたと思ったら、天気雨が降り出した。
日が傾き始めた時間だった。
「虹が出る」と思って振り返ったら、綺麗なアーチ型の虹が空にかかっていた。「良いことあるよ」
そんな返事を貰ったようで、しばらく虹を眺めていた。

あなたも、明日、
いつもとちょっと違うこと、やってみない?
もしかしたら、新たな出会いや、新たな思いが芽生えるかもしれないよ。

今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
また、明日。同じ場所で。

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chokonishimura
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