花冷えの土曜日

今年は、気温の乱降下が激しくて、そのおかげで桜が長い期間咲いています。気温の上がり下がりはちょっとまいるけど、桜の花が綺麗な時期が続くのはいいよね。

土曜日はいつも、韓国語の教室に行く日です。
場所を上野にしたこともあって、最近よく上野に行くのですが、今日、いつもの道を歩きながら「上野」と「私の縁」を考えていました。
上野は、東京駅まで新幹線が乗り入れるまで、東北からの玄関口でした。
常磐線も東北本線もみな、上野から乗った思い出がありますし、遠い昔は出稼ぎに来る人はみな、ここで降りたし、上野に到着したときに「東京にきた」と思った人もたくさんいたはずです。
今は、玄関口という騒々しさはなく、静かで大きな町というイメージが私には強く、駅から少し奥に入ると在日の方も多く住んでいます。

先日書いた「新宿」もそうですが、ここ「上野」も私のはじまりに関わっている土地だなぁと思いを新たにしました。
新宿が仕事という外側を作るものだとすると、上野はどちらかというと、根本に関わるような内側、内面に大きく関わっている場所のようです。そういえば、高校2年生の時に先輩とその従兄弟さんと一緒に何をしにきたのか覚えていないけど、一緒に東京に来たことを思い出しました。これには続きがあって、ちょっと切ない恋物語もありました。（笑）この話しはまた、いずれ。

「上野」に頻繁に行っているということは、根本の土台の補強をしているのかもしれません。

今、我が家は庭先に植えたチューリップの蕾が大きく膨らみはじめ、マリーゴールドがどんどん増え、楓の木は新芽を出す準備をしている、まさに「生気」に溢れた状態です。いつも、春から新緑の季節を迎える時期が好きなのは、「命のたくましさ」を肌で感じられるからかもしれません。
気温の変動が激しい毎日。皆さん、体調管理にはくれぐれも気をつけてくださいね。

今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
それではまた。
同じ場所で。
明日は、話し方の2回目「あなたの声は誰のもの？」というタイトルで、声の出し方について書こうと思います。

choko