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リスボン一周【カミーノへ行こう:帰り道編その5】

本日の歩行:15000歩

昨日の午後寝倒したおかげで、だいぶ回復した!
あとは咳と鼻水のみ!
朝は電車が早いので早起き。
昨日宿の人に「6時には駅に着いていたいんだけど、何でいくのが一番いい?」と聞いたら、「普通だったらメトロだけど、多分始発が6時とか7時だから、ウーバー予約するのがいいよ」と言われた。
大都市なのに…… メトロ5線くらいあるのに…… 始発6時……
くぅ、これがポルトの勤務体系か(もしかして:日本が働きすぎ)。
そんなわけでまだ暗いうちにウーバーで駅へ。
駅カフェは5:30から開いてたからよかった。
朝ごはんを食べて、リスボン行きの電車に乗る。

リスボン駅到着ー!
と思ったら違う駅だった。
リスボンは列車駅がふたつあるらしい。
降りてホステルまでの行き方見てあれ?ってなって急いで電車に戻った。
セーフセーフ。
ほんとの駅に着いてメトロへ。
メトロ2駅でホステルに到着!
街が!
きれい!!!
すでに感動。

ホステルに着いたら荷物を置いてすぐにメイン広場へ。
ウォーキングツアーまで時間があったので、ツーリストインフォでボートツアーのことを聞く。
ちょうど夕日の頃に出るのがあったので予約。
広場は川(海ではない)に面していて、しかして海のようにビーチがあり、海なんだか川なんだかよくわからない。
とにかくきれいですごいことだけわかる。

リスボンの街並みは総じてきれいだ。
新しい。
新しいのは、17世紀?に大地震があって街が壊滅し、立て直したからという悲しい歴史があるのだが、まあ数百年たったヨーロッパの街並みとしては明るさがあってきれいだなぁと思う。
ただし交通はひどい、ということはツアーでよく分かった。
人は多いしバスは走ってるし、トゥクトゥクが走り回ってるし普通に車も多い。
これはキツい。

一番大変なのが、例の有名なトラムに乗ること。
めっちゃ混むし座れないと大変だよっと言われていたので、ちょうどツアーが始発駅近くで終わることもあって、よっしゃ始発乗ったろ、と思ったら、長蛇の列……
時間通りに来ないトラム、休憩に行く運転手、30分以上並び、これは果たしてボートツアーに間に合うのか、色々心配になる。

それはさておき、ポルトのツアーでも話に出たけど、ポルトガルの歴史、割とがっつりイギリスが絡んでくる。
これは英葡協商の影響なんだけど、vsスペインやらvsフランスにまで関わってくるとは思わなんだ……(対仏に関しては機会があればそうなるよね、だけど)。
あと英語のTeaがT(トレード)E(なんたら)A(アロマ)から来てるということだった。
中国からポルトガル経由で輸入してたのが由来らしく、ポルトガル語ではchàと言う。
街のあちこちにも中華の香りというか、最近までマカオ囲ってましたしね、みたいな感じがして、その辺もスペインとは違うなぁと思う。

さて、トラムは無事に(?)乗ることができ、トラムからのリスボンの街並みを楽しんだ。
でも分かったことは、「トラムに乗る」がひとつのアトラクションであって、トラムに乗ってたらトラムの写真は撮れないということ(当たり前)。
素敵なトラムの写真も撮りたかったが、まあどちらかしか無理ということで。
トラムは結構スリリングで、細い路地も平気で通る。
小さい子は注意が必要なやつ。

トラム終着点からカテドラルに向かって歩く。
途中、マーケットがやっていたのでふらりと立ち寄って、エッグタルトを食べる。
うまい。
ホットサングリアも売ってたので飲む。
うまい。
赤い顔をしたハッピーな東洋人の出来上がりである。
十分怪しいが、多分顔が赤くなったのはボートツアーについてからなのでセーフセーフ。
カテドラルは入れなかったので、近くの開いていた教会に立ち寄り、入り口のおっちゃんにカミーノのスタンプがもらえるか聞いた。
あるよー、と押してもらって、どこから来たの?と聞かれたので日本と答える。
めちゃくちゃ喜ばれた。
日本人は少ないから、というので、遠いですからねぇ、と返したら、いや違う、日本にはカトリックがほとんどいない、巡礼に来る人は本当にいない、と。
この国において(スペインも)、クリスチャンとはすなわちカトリックである。
すいませんプロテスタントです、とはいえず、笑って「はじめて来たけどポルトガル大好きです」と言っておいた。
それは本当。

さてボートツアーは、お目当ての「発見のモニュメント」(エンリケ航海王子やヴァスコ・ダ・ガマなんかがいるやつ)を見れるのと、夕日が見れるのがポイント。
英語のオーディオガイドもあって、いろんな説明をしてくれる。
いよいよ夕日!
目の前に遮るもののない、河口の水平線!
新鮮!!
と思って見ていたら、水平線に雲が出てて入水じゃなくて入雲になってしまった。
ポルトガルよ、お前もか。
なんでスペインの太陽もポルトガルの太陽も水に沈むのを見られたくないんだい?
シャイなの??

そんな感じで、でも日の当たった雲はきれいで、いい気分で帰港。
約2時間の旅、ワインとおつまみ付き。
いいね、これ。
ツアー終わってもまだ19時!
でもエッグタルト買って宿に帰ろー!
と思って大通りを歩いていたら、ポルトでも見かけたバカリャウ(干し鱈)のコロッケのお店を発見。
実はもう諦めてたので、ここぞとばかりに1個買う。
美味しい。
美味しいが、「塩気の強いじゃがいもコロッケ……?」って感じで、鱈成分は何処に。
美味しかったけど。

今度こそエッグタルトを買って、宿に戻る。
いい感じに宿なので嬉しい。
さて、明日は早起き散歩して、マドリードに飛ぶぞー!
イベリア航空楽しみ!

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