見出し画像

東京都現代美術館 マチとたてものと展示方法

こんにちは、ちょこいえです。
フリーランスでWebデザイナー&ディレクターをしています。今回は美術館に行ってみて感じたことをつらつらと書いてみます。

初めてのレビュー記事を書こうと思った理由

美術館は好きでよく行くのですが、私は固有名詞がとにかく覚えられません。画家の名前も建築家の名前もすぐに忘れます。記憶しているのは空気感のみと言っても過言ではない。それはそれでデザインや他の色々に生きているとは思うのですが、どう生きているのか誰にも説明ができません。誰かに説明できるようになりたい…

東京都現代美術館の最寄り駅は清澄白河駅

初めて降り立つ可愛い街

東京都現代美術館の最寄駅は清澄白河駅。
読み方はきよすみしらかわえき。
始めて降り立ち、A3出口を出て、南へ歩いていく。
すると立ち並ぶ長屋を発見。
かわいいねぇ。
昔からありそうなお店や、モダンなお店が、それぞれの顔で迎えてくれています。

街並みがかわいいねぇ

うっとりしていたら、遠回りをしてしまっていたようです。
20分くらい歩いて、やっと木場公園に入りました。(本当はもっと駅から近い)広くて、家族でピクニックをしたくなるような公園🧺
すぐに見えてきました。特徴のあるファサードが。

ほら、奥の方に。見えますか?

東京都現代美術館へ到着🚶

印象的なガラス✖️パンチング

本日の企画展は「デイヴィッドホックニー展」と、「あ、共感とかじゃなくて」

大小織り交ぜた丸いパンチングが印象的。外からも中からも見えます。

遠目から見るとレースのようですね

表示板は合板。そして合板を支えるパイプ。写真には写っていませんが、受付カウンターも合板。
平面図は合板そのものの色を生かしています。部屋によってはドット模様が入っていたり。見えるかな?

チケットの列。20分待ちを待ちました。ネットでも買えます。2展とも観覧する場合はセット券がお得です。

ガラスの衝突防止マークは、ロゴと同じ➕(t)マーク

蛍光パンフレットが可愛い。2023年の展示計画。
一年先まで企画って決まっているんですね。そりゃそうか。

2023年の展示計画パンフレットは蛍光色。

デイヴィット・ホックニー展

iPad画が美術館に展示されてるよ!

自然の絵を鮮やかな色彩で描くデイヴィット・ホックニー。
彼は1937年生まれなので、齢86歳でしょうか。
iPadで絵を描いていて、さらにそれが美術館に展示されているんです。私には初めての経験。絵を描いているタイムラプスが展示されています。衝撃。画家さんが描いている瞬間なんて見たことないです、これまでは。今は見られる。

繋いだ絵

もう一つ特徴的なこと。
絵が繋がっている。
風景画を何枚にも分けて描いて、繋げて大きな絵にしている。
長ーく繋げたり。
長ーく繋げた絵の横を歩いていると、絵本の中を歩いているような感覚になります。
どうやって大きな絵に仕上げているのかという様子も、実写動画で展示されていました。描いている途中が見られるのが現代美術ならではですね。
展示方法を考えるのも面白そうです。

鑑賞したらお腹が空きました。

見た目の通り爽やかな味。
コーヒーと共に(逆光で失礼いたしました)

どんな絵が展示されているか気になる方は美術手帳さんの記事がおすすめです。

「あ、共感とかじゃなくて。」

感性に訴えてくる展示

二つ目の企画展、「あ、共感とかじゃなくて。」

「心の目で見ろよ!空気なんて読むんじゃないよ!!」
っていうメッセージが全身から伝わってくる。
現代教育への問題提起でもあるかも。

いつも思うのですが、美術館て展示のたびに壁紙も変えているのですかね。
きっと変えているのでしょうね。面白いなぁ。


いいなと思ったら応援しよう!