
にわかあがりのルールかじり3 オーバーザトップ ブラックラムズ対D-Rocks
今日もルールぜんぜん分からない素人が、試合中に起こった出来事を競技規則と照らし合わせて、ルール考察をしていきます。
間違ってた時はぜひ優しく教えてください。間違ってた箇所があった場合は追記します!
オーバーザトップ
NTTジャパンラグビー リーグワン 2024-25 ディビジョン1
第8節 交流戦 リコーブラックラムズ東京 vs 浦安D-Rocks
ホーンは既に鳴ったものの、D-Rocksボールでトライライン間際。
点差は開いているものの、最後に一矢報いることができるか?固唾を飲んで見守る最中、ボールが動き出した。 モールが食い止められ、スローイン後モールに参加した16番がボールを持ち出し21番へ繋ぐも、ヒートサイドが素早く反応しタックル。ラックが作られ、スクラムハーフがボールを持ち出す準備をした。
視界の先にはまだフレッシュな19番と20番がいる。19番はボールを受け取ると、トライラインめがけて突進していった。20番もアシストし共に突っ込み、ラック形成かと思いきや、レフリーが笛を吹いた。
え!?今からがいいところなのに。ボールはブラックラムズへ。 ラムズは外へボールを蹴り出し、なんかパッとしないまま試合終了…
皆さんはこのシーン、理解できましたか?
私は理解できませんでした。唯一分かったのは、レフリーシグナルはオーバーザトップだと言うことぐらいでした。いや、いつものラックに見えたんですけど・・・?
さて何が起きたのか見ていきましょう。

ボールキャリアが突っ込んで行く際に、アシストも一緒に突っ込んで行きました。タックルが成立した際、キャリアとほぼ同じタイミングでアシストも地面に手と膝をついています。つまり、アシストは自立していない状態です。そして上から見るとボールをおなかで隠しているのではないかと推測できます。
立っていてボールを持っていないプレーヤーは、ボールを持ちながら、または、ボールの近くで地面に横たわっているプレーヤーの上に、または、そのプレーヤーに被さって倒れ込んではならない。
おそらくこのルール違反でペナルティとなったのでしょう。
なるほど、サポートは立っている必要があるわけですね。
えっ・・でも、ラックとか潰れてる人山ほどいません?
今回はラック成立前だったけど(多分)ラック成立中ならつぶれていいの?
ラック
ラックのルールを確認してみましょう
ラックは、各チームから少なくとも1名ずつのプレーヤーが接触しており、立ったままの状態で、地面にあるボールに被さっていることで形成される。
つまり、寝ているプレイヤーがたくさんいたとしても、一人でも誰か立っていればオッケーってことですね。…多分。そうですよね…?
今まで、おー!団子だなーってぐらいにしか思っていませんでしたが、次からはちょっと注意して本当にラックになってるとき、双方に自立している人が一人ずついるのか注視してみたいと思います。