休校を「自分の力で生きていく力」をつける時期と捉える
「長引く休校で日本人の学力が危機」
「学力の遅れが取り戻せない」
などというニュースを見るたびに違和感を感じています。「学力の遅れ」とは誰と比較したときの課題なのか、何を目標にしたときにこの「遅れ」がそれほどの大問題になるのか、逆に考えてみました。
それはやっぱり受験、ということですよね。(想像でしかないので「違うよ」という場合はご指摘願います)
実際、日本人ほど国民全体の基礎学力が高い国もそうそうありません。数字が苦手なら計算できない人、言語が苦手なら語彙の極端に少ない人が普通にいる欧米と比較しても、日本人がこの数か月の勉強の遅れをどうしてこれほど問題視するのかいまいちピンとこないのです。
長男の先生が、4月の始業のオンラインミーティングで「この期間は家の中の手伝いをたくさんして、将来自分一人で生きていける力を身に付けなさい」とおっしゃいました。宿題をちゃんとやれではなく、生きる力をと変化球が来たので嬉しかったのですが、少し前の東京経済オンラインにもいい記事がありました。
「休校中を、子どもを「自立させる場」として活用する」という内容で、この機会に「自分のことは自分でやる」ようにしていくべき、という記事。
https://toyokeizai.net/articles/-/334055?page=3
子育てのゴールは、入る大学とか職種とかではなく、「幸せな自立」だと思っています。そのために上手に時間を使おうと思うと、記事の中にもありますが、今は基礎学力はキープしながらも、「長期休みにしかできない、「深掘り」をやる」+「生きる力づくり」にぜひ投資したいなと思っています。
「受験」について、夫がYoutubeを配信したのでリンクはります。彼のインプットの量は膨大なので、少しアウトプットをしていけたらと頑張っています。
「100万分の1の人材に育てるための教育戦略「受験より、才能」編」
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